【インタビュー】朝倉さや、ジブリ名曲カバーに挑む！常識を打ち破る“大好きな気持ち”の軌跡

▲『大人になるってわるくない〜わだすのジブリ〜』ジャケット

──ジャケットも素敵ですね。メイクも衣装も自分で選ばれてるとか！

朝倉：素敵に撮っていただきました！　デビュー当時からPVやステージ衣装は自分で選んでいて、曲に合わせたりステージに合わせたり、その時に着たい服を着てみたり、メイクも時々変えてみたり。楽しく探し歩いています！　CDの写真、YouTubeで公開しているPVもぜひチェックしてけろな♪




──ほとんど全曲のMusic Videoが公開されていますね。特に思い出に残っているシーンや印象などありますか？

朝倉：「もののけ姫」「テルーの唄」「君をのせて」など都内の森、公園での撮影が多かったのですが、東京にもこんなに沢山緑があるんだなぁと改めて感じました。

「となりのトトロ」ではレーベル犬のモグも出演してくれました。散歩をしたり、まったりしたりモグのおかげでより柔らかい気持ちで居ることができました。

「崖の上のポニョ」では恐竜になって骨折ダンスも披露しています！




■毎回立ってみないと分からない部分もあるのですが、今日ステージにいる喜びを全身で歌います。

──今は全国ツアー中との事ですが、アルバムからも歌われているんでしょうか？

朝倉：はい。歌っています！　会場ごとにバンド編成が違ったり、さらに会場の雰囲気も全然違うので、同じ歌でもその日の色が出てくる感じがして、それがとても楽しいです。一公演、一公演、大切に特別に過ごしたいと思っています。

──少し前に田んぼでのチャリティコンサートがありましたよね。田んぼでのカントリーロードはすごそうですね。

朝倉：まさにふるさとの田んぼにぴったりな曲！　コンサートツアーで田んぼ公演が実現したことも、そこでカントリーロードを歌えたこともとても嬉しかったです。会場全部がステージ！　風も気持ちよくて、その風に吹かれて揺れる稲もお客さんの笑顔も巻き込んだ、最高スペシャルな時間でした。

──セットリストを選ぶのも、大変そうですね。

朝倉：デビュー曲やこれまでに歌ってきた曲、最新アルバムジブリ曲からも歌っています。終演後にレーベルの皆んなや、バンドメンバーの皆んなと話し合ったりしながら次の公演に大行進しています。毎回違うバンド編成や、話し合いをふまえてセットリストを少し組み直したり、やはりこの曲はやりたい！という曲は残したりしています。

──ステージの上ではどんな気持ちなんでしょうか？

朝倉：まずは来てけでありがとさまーー！　という気持ちです。毎回立ってみないと分からない部分もあるのですが、今日ステージにいる喜びを全身で歌います。

──朝倉さんのアルバムを聴くと、声から喜びが伝わってくるというか、そんな印象があります。音楽は朝倉さんにとってどんな存在ですか？

朝倉：言葉で表現しきれない複雑すぎる感情、気持ちも歌や音楽だとすんなり乗せる事ができたりして不思議です。音楽に生かされているなと思います。

──祈りは願いや目的があって生まれたと思うのですが、民謡にも同じような魂を感じます。それをPOPSに昇華して届ける……。ご自身のお気持ちはどんなものですか？

朝倉：一番初めにRiver Boat Song(最上川舟唄）のデモを聴いた時には衝撃を受けました。現代だから生まれた民謡の更なる可能性のようなものにワクワクして、歌いたい！！と強く思いました。民謡は、計り知れない歴史の中で人の心や想いが紡がれています。過去と今と未来を紡ぐもののひとつですよね。

魂の歌を魂で歌っていきたい、そして民謡にもPOPSにも出会えて良かったと心から思います。


──では最後に、リスナーの方へメッセージをお願いします。

朝倉：『大人になるってわるくない～わだすのジブリ～』大人になっていく今このアルバムが出来て、それを受け取ってくれる人がいてとても幸せです。既に聴いてくれた方も、今日この記事で出会ってくれた方も、本当にありがとさまです。

これからもワクワクする方へ全力で生きていきます！　そして全国大行進中！！コンサートツアー会場でお会いできるのを楽しみにしています。大行進！！

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