【レポート】Que SakamotoのDJツアー日記「サウスアメリカ編・その8」

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みなさん、こんにちわ。<Huit Etoiles>のDJ/ProducerのQue Sakamotoです。今回はまだまだ続くサウスアメリカのツアー最終日です。

■最高の環境、サウンドシステム、お客さん……
■メキシコ・グアナファトで<UFO Camp>

メキシコでの残りのギグは3つ。メキシコシティーからグアダラハラまでバスで8時間移動して目的地へ向かいます。メキシコのバスは快適なので、かなりゆったりと出来るのが意外……バスからの自然の眺めも最高で、特にサンセットがすごく綺麗でした。



アッという間にメキシコ第2の都市グアダラハラに到着。この日は翌日の<UFO Camp>にてプレイするKin Kin ClubのレジデントDJ、Alf Championとプレイすることになっています。バス停にAlfがピックアップしてくれて、ディナーを済ませてチェックイン。ホテルはクラブの真ん前なので、移動もスムーズ。前半はAlfがプレイしてくれるので、その合間にホテルでシャワー浴びて準備してクラブへ向かいました。Alfはユニークなブレイクス〜ハウス〜ディスコをメインにプレイしていました。お客さんも入り出し、僕はディスコ〜プログレッシブ〜90sトランス〜テクノを織り交ぜてプレイしました。今回で3回目のギグだったので、現場慣れはしていたのですが、お客さんは新しい層で、お客さんを掴むまで少し手こずりましたが、なんとかしっかりとクロージング出来ました。マネージャーのAdrianもサポートしてくれたし、お店のスタッフ、お客さんもハッピーバイブスだったので、感謝です。翌日は銀山に恵まれスペイン植民地時代の美しいコロニアル建築で有名なメキシコ・グアナファトで<UFO Camp>のため、ホテルへ戻り就寝。ってことで、

「Thank u Kin Kin Club、Adrian、Alf Champion」




疲れていたのになかなか寝むることができず朝を迎え、Alfのおススメのシーフードタコスで朝食を済ませて、Alfたちと合流し、Alfが運転してくれてグアナファトへ。<UFO Camp>はすごいナイスなパーティだから、楽しいパーティーになるのは間違いないと、周りのみんなが言ってたのですごく楽しみ。



会場に着くと、プールサイドとキャンプ場、敷地内の建物がメインのステージとなり、お客さんや、以前プレイしていたときに遊びに来てくれたお客さん、Radioのオーナー、知り合いから、新しく出会えたアーティスト、みんなすごく楽しんでいてすでに最高な雰囲気が出来上がってました。プールサイドではメインがスタートするまで、お客さんががっつり、かつハッピーに踊っていました。Alfたちとテントを設置して、みんなで乾杯。Radioのブッキング担当のJosueが仕切っているだけあり、かなりお客さんの質が高く、ナイスモード。JosueのユニットとしてYoung Drumsが運営サイドだったので、かなり大掛かりで、素晴らしいステージを設置してくれたことに感謝です。

アムステルダムのWoody92と自分以外はメキシコ勢。全体の流れも良かったし、お客さんのバイブスとサウンドシステムと会場、そしてデコレーション、ライティングすべてが素晴らしく、疲れがあっという間に吹っ飛び、かなりモチベーション高くワクワク状態(笑)。ありがたいことに、お客さんがプレイ前からテンションを上げてくれてスイッチオンしました。




さあ、自分の出番。かなりアッパーなセットでテクノ〜トランス〜ダークからスペーシーディスコ〜アシッドハウスなどたくさん混ぜてプレイしました。いやー久しぶりに最高なステージに立てたし、サウンドシステムも最高だったし、お客さんもすごく盛り上げてくれたし、何もかも素晴らしいステージになりました。<UFO Camp>ありがとうございます! 新しく出会った友達もたくさん出来たし、ラストまで、プレイ後も最高な時間を過ごしました。写真からも素晴らしさが伝わると思います。<UFO Camp>に出演させてもらい感謝です。来年もタイミング合えばぜひ出演させてもらいたいと心底から思いました! 会場で新しく出会ったリヨンの友達のAlicia、Roger、Frankたちの家でアフターパーティし、とても思い出となった2日間でした。ってことで、

「Thank u UFO Camp All Crew,All Djs,All Crowds,All Friends!」

■サイケデリックなアートやデコレーションで
■怪しい雰囲気が漂う空間Asylum

グアナファトに1日ステイし、グアナファトを満喫し、メキシコシティーへバスで移動し、またもやZampaの家にステイさせてもらいます。翌日は前回ブッキングしてくれたVictorがセッティングしてくれたギグ。新しく出来たルーフトップバー“Supra”にてプレイします。この日の選曲ははハッピーバイブスの指定だったので、ハウス〜ディスコをメインにプレイ。<UFO Camp>で出会ったFrankも遊びに来てくれました。景色も素晴らしく、雰囲気も良かったので、気持ち良くプレイ出来ました。

メキシコでのギグはラスト。日本人の翔太くん、それにジャッキーが運営するLoose Bluesにてプレイとなります。Loose Bluesは日本食が食べれるレストランでファッションも発信しています。今回のギグのために、新たにサウンドシステムを導入し、DJブースを施設内にセッティングしてくれました。会場にはたくさんのファッション関係者、そして食事と音楽を楽しみに来たお客さんで賑わいました。クラブではないので、ワールドミュージックやディスコ〜ハウスをメインにプレイしました。今回のために動いてくれた翔太君、ジャッキー、スタッフの皆さんありがとうございました。思い出に残る楽しいメキシコのラストギグになりました。ってことで、

「Mucho Gracias Shota,Jacky,All Loose Blues Crew.」

終了〜と思いきや、急遽ホノルルでの2ギグが決まり、メキシコシティーからホノルルへフライトとなります。ホノルルでは、AsylumのオーナーDarrenの家に滞在させてもらいます。家の周りの自然や山の景色が素晴らしく、かなり癒される環境……ということで、ゆっくりくつろいでからハワイのレコードをゲットしにロサンゼルス出身ホノルル在住DJのJimmy Sanがディグに連れて行ってくれました。結果、5枚ハワイアンのレコードをゲット。初めてのハワイアンレコードをコレクション出来て幸せな気分……この日は、急遽Jimmy Sanの家に滞在しましたが、奥さんが日本人で素敵な方でした。Jimmy Sanは日本にも<Rainbow Disco Club>の時期に合わせて日本に毎回来ていて、共通の友達も多く、人柄もハッピーバイブスでナイスガイ。初日から楽しいハワイアンライフが送れました。翌日はビーチへ行き、ホノルルを楽しみました。夕食を済ませて、夜のAsylumのギグまで、ゆっくり。





さてAsylum。Asylumはサイケデリックなアートやデコレーションで怪しい雰囲気が漂う空間です。この日は2時からスタートし10時まで思う存分プレイさせてもらいました。Asylumの雰囲気がトランス〜アシッド〜スペーシーが合う空間で、お客さんもハウスよりなタイプだったのでレイブ感を意識しプレイしました。結果、みんな喜んでくれてフィードバックも良かったので、ホノルルデビュー、しっかり出来ました。終わってからはDarrenたちとアフターホームパーティへ。ホームパーティの家は物すごく広く、60〜70人くらい来てました。あまり体験したことのない経験ができてよかったです。

疲労が溜まっていたので翌日はしっかりと睡眠を取り、2ギグ目のJimmy Sanと共演するMikoとビーチへ。がっつり海水浴して、かなりリフレッシュ出来ました。夜はJimmy Sanの誕生会ということで、奥さんの友達のホノルル在住の方々とディナーしました。みんな長年滞在ホノルルに滞在されながら、DJ活動されていたり、お仕事されている方々に出会えました。みんなで焼肉を食べながら、お祝いできてよかったです。

翌日はいよいよホノルルでのラストギグParadise Discoにてプレイ。ベニューはNext Door。みんなディスコ〜ハウスをメインにプレイしていたので、その流れに乗り、みんなとは違うディスコ〜ハウスを意識してプレイ。平日でしたが、良い雰囲気の中でプレイさせてもらいました。ホノルルのシーンは、これからって感じでしたが、また日本とは違うハッピーバイブスで良い経験が出来ました。ってことで、

「Thank u Jimmy San,Miko,Paradaise Disco,Centered.Next Door And All Dancers」

これにて、アッという間にサウスアメリカツアーが終了。今回たくさんの経験と初めてプレイさせてもらったベニュー、出会ったすべての方々に感謝です。ありがとうございました!

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