80年代を代表するローランドのアナログ・シンセ「JUNO-60」「JUNO-106」のサウンドを小型ボディで楽しめる「JU-06A」

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▲ビンテージ・サウンドが気軽に楽しめるサウンド・モジュール「JU-06A」。専用のキーボード・ユニット「K-25m」(別売)と組み合わせれば、シンセサイザー・キーボードとしても使用可能。

80年代に登場し、現在でも中古市場で人気の高いローランド初期のアナログ・シンセサイザー「JUNO」のビンテージ・サウンドを気軽に楽しめる最新モデルが、「Roland Boutique(ローランド・ブティーク)シリーズ」から登場。コンパクトなボディに本格的なサウンドを搭載したサウンド・モジュール「JU-06A」が10月5日に発売される。


▲1980年代に活躍したシンセサイザーの個性的なサウンドを好む愛好者に向け、コンパクト・サイズで本格的なサウンドを搭載した「Roland Boutiqueシリーズ」の最新モデル「JU-06A」。「JUNO-60」と「JUNO-106」の音源は、パネル面のスイッチで切り替えられる。

「JU-06A」は、1982年に発売されたポリフォニック・アナログ・シンセサイザー「JUNO-60」をモチーフにしたモデル。「JUNO-60」の個性的なサウンドを最新のモデリング技術で忠実に再現し、その特徴的なデザインも、A4サイズ半分の小型ボディに凝縮した。

「JU-06A」ではさらに、ビンテージ・アナログ・シンセサイザーとして同じく高い人気を誇る「JUNO-106」(販売期間:1984年~1985年)のサウンドも再現。Roland Boutiqueシリーズ「JU-06」(2015年発売、現在販売完了)の音源をそのまま搭載しているので、「JU-06A」1台で、ビンテージ・アナログ・シンセサイザー2台分のサウンドを楽しめる。

演奏に便利な機能として、分散和音を自動で演奏する「アルペジエーター」、複雑な和音も指1本で演奏できる「コード・メモリー」、あらかじめ入力した音をループ再生できる「ステップ・シーケンサー」などを搭載。インスピレーションのままに新しいフレーズを生みだすことができ、音楽制作にも活躍する。また、USBオーディオ/MIDI対応など、現代の音楽制作に欠かせない機能も搭載。リズム・マシンなど外部機器と接続して、本体の「エクスターナル・クロック・イン」を使用して同期演奏させると、「JU-06A」だけでは不可能な複雑なフレーズをつくることも可能だ。


本体サイズは他の「Roland Boutique」シリーズ同様、A4サイズ半分とコンパクトで、重量は995g。軽量で電池駆動に対応(充電式ニッケル水素電池、単3形×4本で約6時間使用可能)し、スピーカーも内蔵しているので、場所を選ばずいつでもどこでも気軽に使用できる。また、別売の専用キーボード「K-25m」を使うと、コンパクトで本格的なシンセサイザー・キーボードとして、音楽制作スタジオでもステージでも場所を選ばず使用できる。

製品情報

◆JU-06A
価格:オープン(市場想定価格 51,000円前後 税込)
発売日:2019年10月5日
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