ローランド、シームレスに作業可能で外部連携も強化した新コンセプトのプロ用シンセサイザー「FANTOM」シリーズ登場

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ミュージシャン/クリエイターに理想的な制作環境を提供する新しいコンセプトのシンセサイザー「FANTOM」シリーズがローランドより登場。「FANTOM 8」「FANTOM 7」「FANTOM 6」の3モデルが9月6日より発売される。

「FANTOM」シリーズは、強力な音源や多彩な機能をストレスなく作業できる優れた操作性と演奏性、さらにはスタジオや自宅のパソコンでの音楽制作環境とも統合できるシームレスな拡張性を備える、新しいコンセプトのシンセサイザー。人気の高いヒップホップやR&B、EDMなどのエレクトロニック・サウンドで必要不可欠となった電子楽器としての需要、ライブステージで複数の機器をまとめてコントロールしてキーボード・システムの核となる「マスター・キーボード」としての需要に応えるシンセサイザーだ。

▲感覚的な操作に対応するタッチ・パネルを搭載。

従来の多機能シンセの多くは、機能ごとにモードが用意され、操作に戸惑ったり、機能的な制限に悩まされることがあったが、「FANTOM」シリーズではそうした問題を解決。インターフェイスはモードの区分けを排除した設計で、どの機能がどのモードで動くかといった心配は不要。操作は本体のタッチ・スクリーンや、豊富なノブ/スライダーで感覚的に行える。音楽制作からステージでの演奏まで、どのワークフローにおいても望みのサウンドや機能を自在に使ってクリエイティブに作業が進められる。


▲音づくりには専用のノブやスライダーを豊富に用意。モードを気にすることなく、感覚的に操作できる。

音源部は、アコースティック楽器の音色を高精細に再現するPCMと、アナログ・シンセサイザーならではの独特な表現を実現したバーチャル・アナログ(VA)をあわせ持つ新開発の「ZEN-Core」を採用。PCMとVAを融合させた、オリジナルの音色作りも可能だ。

音色やエフェクトの設定は、16パート分の楽器を一括で管理する「シーン」に登録して瞬時に呼び出すことが可能。曲中に「シーン」を切り替えても音が途切れることはなく、集中して演奏することができる。さらにピアノには、ローランド最高峰のピアノ音源である「V-Pianoテクノロジー」を採用し、繊細かつレスポンスの良い美しい音色を、アコースティック・ピアノ同様にフル・ポリフォニー(すべての鍵盤で同時発音可能)で表現。88鍵モデルの「FANTOM 8」にはアコースティック・ピアノの演奏感を再現する「PHA-50ハイブリッド鍵盤」を採用。「FANTOM 7」と「FANTOM 6」には、新たに設計したセミウェイテッド鍵盤を採用。いずれもアフタータッチに対応し、安定性に優れた鍵盤は演奏表現の幅を広げてくれる。


▲各モデルとも演奏者のタッチを正確に表現する鍵盤を搭載。いずれもアフタータッチに対応する。写真はFANTOM 7に搭載された新設計のセミウェイテッド鍵盤。

パターン単位で音楽を組み立てるシーケンサーも搭載。ドラム、ベースやピアノのフレーズをパターンとしてレコーディング、それらを並べて素早くイメージどおりに作曲したり、操作ひとつでパターンを再生して演奏に活用することができる。


▲印象的なカラーリングを採用したリアパネル。XLRのメインアウトや2系統のサブアウト、CV/GATE出力、USBメモリー、PC接続のためのUSBポートなど多彩な入出力を用意。

外部機器との連携も強力。本体には他のアナログ・シンセをコントロールできるCV/GATE端子を装備。さらにMainStageやLogic Pro XなどAppleのソフトウェアとの連携にも対応。「FANTOM」 のタッチ・スクリーンでソフトウェア音源をコントロールするなど、「FANTOM」を中心にフレキシブルに統合したシステムを構築可能だ。さらに、「FANTOM」のオーディオインターフェイス機能を使って本体とソフトウェアの音色を重ねたり、ソフトウェアの音色に「FANTOM」のアナログ・フィルターの効果を加えるといったことも可能。外部機器を本体機能と統合させた、高次元な環境の構築を実現する。


▲FANTOM 8

▲FANTOM 7

▲FANTOM 6

製品情報

◆FANTOM 8
価格:オープン(市場想定売価 427,000円前後 税込)
◆FANTOM 7
価格:オープン(市場想定売価 395,000円前後 税込)
◆FANTOM 6
価格:オープン(市場想定売価 362,000円前後 税込)
発売日:2019年9月6日

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