ブルース・ディッキンソン、アイアン・メイデン公演でファン負傷に激怒も…
アイアン・メイデンのフロントマン、ブルース・ディッキンソンが、彼らの公演でオーディエンスの1人が負傷したことに怒りをぶちまけた。
◆アイアン・メイデン画像
ディッキンソンは先週木曜日(9月5日)、米ワシントン州タコマで開いた公演で、アンコールのためにステージに戻った際、こう話したという。「バックステージに、10人のセキュリティ・ガードによって連れ出されたアイアン・メイデン・ファンがいた。俺は、セキュリティ・ガードの1人がバリアから身を乗り出して、彼の半分ほどしかない若者の顔を4回殴りつけるのを見た。10人いたぜ、10人だ! 総合格闘技じゃないんだ。総合格闘技だったら、審判がいるだろ。これはそうじゃない」
「俺らはこのツアーでこれまでに数十万人を前にプレイしてきたが、こんなことが起きるのは初めてだ。この会場で年中あることなのか、それとも狂気の沙汰なのか知らないが、俺はいま、あの若者が病院で治療を受けていることを願ってる。頭の傷から血が出てたからな」
そして、「映像持っている人はいるか? 俺ら、喜んでこの責任を負うべき犯人を見つけてやる」と呼び掛け、「こういうのを“イジメ”って言うんだ。だから、この曲はすごく相応しい」と、「The Evil That Men Do」をパフォーマンスしたという。
しかしながら、これはディッキンソンの勘違いではないかとの説も──。『TMZ』はその後、酩酊した26歳の男性が他のオーディエンスに迷惑をかけたため、セキュリティ・ガードが退去を求めたところ、男性の方がセキュリティ・ガードを殴ったという警察からの話を伝えている。男性は出頭を命じられているという。治療も拒んだそうだ。
Ako Suzuki
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