【対談】Char×雫(ポルカドットスティングレイ)「音楽に集中して演奏を楽しみたいね」

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■セッションできることが嬉しい
■でも俺めっちゃ音大きいよ(笑)- Char -

──雫さんは今、フェンダーのTelecaster Thinlineを弾いていますが、選んだ理由は何ですか?

雫:私、ギターのことが本当にわからなくて。

Char:俺もそうだよ。そういうことに興味を持つ暇がなかったんだよ。耳コピしたり練習することに必死だったから。それにギターは、だいたい兄貴のお古だったから。

雫:なるほど。

Char:フェンダーなんて一生買えないって思っていたから。

雫:フェンダーって高かったんですか?

Char:俺が小学生くらいの時から、新品で20何万円もしていたから。50年以上前の話だよ。

雫:それは買えないと思いますね。

──Charさんは、最初に買ったStratocasterが盗まれてしまってMustangと出会ったんですよね。それで名曲「Smoky」が生まれて、今回新しく“CHAR MUSTANG”も誕生して。

Char:そうだね。

雫:(CHAR MUSTANGを手渡されて)Mustangって小さいギターですね。

Char:もともとステューデントモデルだから。アメリカの学生用みたいな。

雫:すごく小さいですね、ちょうどいいかも。私は身体が小さいから、最初に「Mustangを弾かないの?」って言われたことがあるんですが、「何それ?」って(笑)。私はギターのことがわからなさ過ぎて、ストラト、テレキャスくらいしか知らなくて。

──CHAR MUSTANGはどうですか?

雫:カワイイぐらいしかわからないけど、サイズがいい感じですね。

Char:カワイイっていう反応で問題ない。最初は、ギターを手にして鏡を見て気に入るかが大切。いろんなカラーバリエーションもあるよ。

雫:青がカワイイ。青好きなんですよね。今使っているギターの緑も好きだけど。


Char:Mustangって東京オリンピックがあった1964年に作られ始めて。それで、この白色が「オリンピックホワイト」って呼ばれていて。また東京でオリンピックがあるなって思った時に、「もう一度Mustangを少しハイブリットなモデルにして復活させたい」って考えてね。何本かカスタムショップでは高いモデルを作ってもらっていたんだけど、ギター人口を増やすために買いやすい値段設定で作れないかなってフェンダーさんに提案して。特に女子が増えたらいいよね。

雫:まだ男子のほうがギター人口は多いですよね。

Char:でも、最近の男子は練習しないじゃん(笑)。ハルシくんは珍しいよね。若いのにあれだけ弾けるんだから。

雫:でも練習嫌いですよ(笑)。

Char:どっかで練習してきたから、あれだけ弾けるんだよ。

雫:高校の時に、周りが自分よりもギターが上手かったから、悔しくてめちゃくちゃ練習したって言っていました。

──ポルカの音楽は、フェンダーのギターの音が特徴にもなっていますよね。

雫:ありがとうございます。いつもフェンダーさんには良くしていただいています。ハルシは音にすごくこだわりを持っていて、「このフェンダーのギターの音が…」とか言っていますね。

──ちなみにこれまで、他のアーティストが加わってセッションした経験はありますか?

雫:ないと思いますね。対バンもほぼしないくらいなので。

──初セッションの相手がCharさん?

雫:ヤバイですね。周りに自慢しよう(笑)。

Char:やりたい放題暴れて、もう2度と一緒にやりたくないっていう演奏にしてやろうか(笑)。

雫:それはトラウマになります(笑)。ハルシも緊張すると思うけど、Charさんとのセッションを楽しみにしているはず。

Char:あれだけギターを弾けるギタリストが、若いバンドにいるってことが嬉しいよね。それに、そういうバンドとセッションできることも嬉しいよ。すごく楽しみだね。でも俺、めっちゃ音大きいよ(笑)。

雫:(笑)。私たちも頑張って、いつも通り演奏させていただきます!

Char:それが一番大切だよね。いつも通りにできないからライヴって大変なんだよ。でも、それが面白さだから。ライヴでは、どれだけ自分たちが楽しむかもすごく重要だから、音楽に集中して演奏を楽しみたいね。

Char

1955 年6 月16 日東京生まれ。本名・竹中尚人(たけなか ひさと)。ZICCA REDORDS 主宰。8 歳でギターをはじめ、10 代からバックギタリストのキャリアを重ねる。1976 年『Navy Blue』でデビュー以降、『Smoky』『気絶するほど悩ましい』『闘牛士』等を発表。Johnny, Louis & Char 結成翌年、1979 年に日比谷大野外音楽堂にてフリーコンサート「Free Spirit」を行う。1988 年 江戸屋設立以降、ソロと並行して、Psychedelix、BAHO での活動を行う。2009 年にはWEB を主体としたインディペンデントレーベル「ZICCA RECORDS」を設立し、自身が影響を受けたギタリスト( エリック・クラプトン、ジェフ・ベック、ベンチャーズ、ジミ・ヘンドリックス等) のカバーであるTRADROCK シリーズ(DVD/CD) 全7タイトルを発表。2015 年5 月、十二支のアーティストによる書き下ろしアニヴァーサリーアルバム『ROCK 十』( ロック・プラス) を発表 [ 子: 泉谷しげる, 丑: 佐橋佳幸, 寅: 布袋寅泰, 卯: ムッシュかまやつ, 辰: 石田長生, 巳: 奥田民生, 午: 松任谷由実, 未: 佐藤タイジ, 申:JESSE, 酉: 福山雅治, 戌: 宮藤官九郎, 亥: 山崎まさよし]。6 月15 日、 生れ還る暦を迎える前夜に、13 組のアルバム参加アーティストをシークレットゲストに迎え、武道館公演を開催。7 月、日比谷野外大音楽堂にて、フリーコンサート「RockFree」を開催。2016 年、デビュー40 年を記念した全国28 箇所のツアー「1976+40」を敢行。また、ギターマガジン誌による、プロギタリストを中心とした音楽関係者へのアンケート投票「ニッポンの偉大なギタリスト100」にて、1 位に選ばれる。2018 年、Fender Custom Shop にて日本人初のプロファイルドモデルを発表、またオリジナル楽器ラインZICCA AX も展開中。
https://www.zicca.net

ポルカドットスティングレイ

福岡出身の4人組ギターロックバンド。2015年活動開始。 活動歴が他アーティストと比較しても短い中でそれを感じさせないバンドアンサンブルと教祖的存在感で、 早耳のリスナー、メディアの投稿から引火し現在までバズりあげる。 TOURのチケットは即完売し、活動・結成4年にして初の日本武道館公演は即完。 10月16日に3作目のミニアルバム「ハイパークラクション」をリリース予定。
polkadot-stingray.jp

<Fender presents “Meet the Legend”>

開催日時:2019年9月23日(月・祝)開場16:00/開演17:00
入場料:前売り4,800円/当日5,300円(税込)※オールスタンディング、ドリンク別
会場:恵比寿ザ・ガーデンホール
〒150-6018 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番 恵比寿ガーデンプレイス内
出演:Char、CHAI、ポルカドットスティングレイ
主催:フェンダーミュージック株式会社
Supported by:ZICCA
制作協力:ホットスタッフ・プロモーション
お問い合わせ:ホットスタッフ・プロモーション03-5720-9999(平日12:00~18:00)

<当日タイムテーブル>
16:00 – 開場
17:00 – ポルカドットスティングレイ [ライヴ]
17:40 – Workshop with Char #1: ポルカドットスティングレイ [トーク]
18:15 – CHAI [ライヴ]
18:55 – Workshop with Char #2: CHAI [トーク]
19:30 – Char [ライヴ]
20:00 – Special Session with Char :ポルカドットスティングレイ、CHAI [ライヴ]

◆オフィシャルインタビューサイト
◆<MEET THE LEGEND>サイト
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