チケット転売の仲介サイト「viagogo」に、ご注意を。

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2019年9月13日、消費者庁より「チケット転売の仲介サイト「viagogo」に関する注意喚起」が発せられた。

viagogoは、様々なライブチケットを取り扱っている世界規模の流通市場としてコンサートやスポーツ、シアターなどのチケットをオンラインで売買しているサービスだが、消費者庁によると、平成30年9月以降、「viagogo」というウェブサイトを興行主によるイベントの公式サイトと思い込んで当該イベントのチケットを購入しようとしたところ、「購入完了までの残り時間が表示されたため、早くしないとチケットを入手できなくなると思い込み、急いでチケットを購入してしまった」「後で転売サイトだと気付き、キャンセルを求めたが、応じてもらえなかった」といった相談が、各地の消費生活センターや独立行政法人国民生活センター越境消費者センター(CCJ)等に数多く寄せられているという。

消費者庁と熊本市が合同で調査を行ったところ、「viagogo AG」が運営管理する「viagogo」というチケット転売の仲介サイトにおいて、消費者の自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがある行為(虚偽・誇大な広告・表示及び不実告知)が確認されたとのこと。そのため、消費者安全法(平成21年法律第50号)第38条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけるとともに、この情報を都道府県及び市町村に提供し、周知している状況だ。

[問]消費者庁消費者政策課財産被害対策室
電話番号 03-3507-9187
https://www.caa.go.jp/notice/entry/016537/
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