【ライブレポート】T-BOLAN、アコースティックツアー完走+2020年の全国ツアー発表

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T-BOLANが9月16日、Zepp DiverCityTokyoにて<T-BOLAN LIVE HEAVEN 2019 夏の終わりに『Love Songs』~Acoustic Live Tour~>ファイナル公演を開催した。同公演のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆T-BOLAN 画像

6月に終了したロックバンドスタイルの全国ツアー<30th Anniversary LIVE『the Best』~励~>とは打って変わって、今回はアコースティックライブ。1990年代にリリースしたアコースティックアルバム『夏の終わりに』をヒントに、2年前の2017年に開催したステージが好評を得て、今年も開催されることになった。

「1年かけて全国ツアーを回って、久しぶりに座ってゆっくり楽しみたいと企画しました。夜中のラジオ番組みたいな感じだね」──森友嵐士

とは森友の言葉。9月5日の広島・BLUE LIVE HIROSHIMA公演、翌6日の大阪・Zepp Namba公演と各地のファンを魅了、そしてZepp DiverCityTokyoがツアーファイナルとなる。


バックに大樹をイメージしたオブジェが据えられたステージに4人が登場すると、中央に置かれた椅子に森友がゆっくりと腰を掛ける。1冊の本を手にして朗読するのは、米女性歌手ベッド・ミドラーが歌う「The rose」の訳詞だ。愛についての詞を読み上げて、<T-BOLAN LIVE HEAVEN 2019 夏の終わりに『Love Songs』~Acoustic Live Tour~>のファイナル公演がスタートした。

「静かなだけでないので、乗るときは乗ってね」と森友が呼びかけながら、ヒット曲「マリア」「じれったい愛」などを普段とはアレンジを変えて次々と披露。「No.1 Girl」では、制作当時にプロデューサーから「映画『プリティ・ウーマン』の主題歌みたいにパーッと華やかな感じの曲が欲しい」と言われたというエピソードを披露した後、印象的なイントロにアレンジしてファンを楽しませた。


さらに、T-BOLANのライブとしては初のカバーも。森友が映画『君の名は』を鑑賞した際に印象に残ったという、劇中主人公の祖母が語る「結びの言葉」を朗読、その言葉からインスピレーションを得たという中島みゆきの「糸」をしっとりと歌い上げた。

今回のアコースティックライブでは朗読だけでなく、採り入れられた様々な演出も見どころのひとつ。毎公演前に、森友がSNSでファンに「1曲目に歌う曲は何か?」とクイズを出題。東京公演の1曲目は「おさえきれないこの気持ち」。当たったファンが挙手すると、森友がステージを降りて、ハイタッチしながら会場を練り歩いたほか、ファン3人に“ハグ”のプレゼントも。


中盤には、ツアータイトルの「Love Songs」にちなんで、メンバーそれぞれが愛するモノに対してラブレターをしたため、それを事前レコーディング。ギターの五味孝氏は愛犬へ、上野博文はファンに、青木和義はドラムへのラブソングだった。普段は明かさない思いに、会場からも大きな拍手が送られた。

「いつの頃からか、忘れてしまっていたこの気持ち。ささいなことでもうれしくなる。何でも許してしまいそうな優しい気持ち。今は夏の終わりだけれど、君への愛は終わらない。ありがとう、ファンカくん」──五味孝氏

「随分、心配ばかりかけてごめんな。もう会えないかもしれない…そんな気持ちに何度も、何度も胸を締め付けられたよ。いつも君の笑顔が、君の励ましの言葉が、俺に力をくれた。これからもずっと、俺の挑戦を見守っていてほしい。左の腕にロックンロールスター。T-BOLANを愛してくれる、全てのみんなへ。愛してるよ」──上野博文

「いつも叩いてばかりでごめんね。優しくいたっちゃうスタイルじゃ、俺じゃないんだよな。でもその音は、最高の笑顔にしてくれる。死ぬまで付き合ってくれ、俺のドラム…愛してるぜ」──青木和義


アンコールでは、代表曲「離したくはない」「My life is My way」を会場全体で大合唱。そして、MCではT-BOLANの今後についても語られた。T-BOLANは年末から年明けにかけてディナーショーを行うとのこと。さらに2020年2月からは30周年ライブツアーの続編を開催、全国を回る。詳細は後日オフィシャルサイトなどで発表される予定とのことだ。

「人生の折り返しを迎えて、これからのことを考えた時に、会いたいと思った時に会いたいと思った。僕らも、たくさんの人に活動が届くように発信してるんだけど、まだ気付かれていない。でも近くに行けば、ポスターとか貼られて、ライブがあるって響くと思う。全国できる限り回れば、みんなに会えるじゃん? 愛してる人、全員と会いたい。
 こんなに素敵な夜を迎えることができました。いい拍手をくれて、最高の一夜を過ごさせていただきました。どうもありがとう」──森友嵐士

2年ぶりのアコースティックツアー<T-BOLAN LIVE HEAVEN 2019 夏の終わりに『Love Songs』~Acoustic Live Tour~>は、大盛況のうちに締めくくられた。

■<T-BOLAN LIVE HEAVEN 2019 夏の終わりに「Love Songs」〜Acoustic Live Tour〜>

9月5日(木) 広島・BLUE LIVE HIROSHIMA
open18:00 / 開演19:00
9月6日(金) 大阪・Zepp Namba
open18:00 / 開演19:00
9月16日(月・祝) 東京・Zepp DiverCity
open17:00 / 開演18:00

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