ジミー・ペイジ、ロバート・プラントの「レッド・ツェッペリンのキャバレー化」発言に反論

ロバート・プラントが2011年、レッド・ツェッペリンの再結成に対し発した言葉に、ジミー・ペイジが反論した。
◆ジミー・ペイジ画像
2007年に一回限りの再結成パフォーマンスを行なって以来、一貫して更なるリユニオンを拒み続けているプラントは8年前、「大半の人が、僕のキャリアにおいてある特定のことをやるよう言うが、それは僕を奈落の底に落としかねない。決まりきったことしかせず、それに固執する人たちがいる。激しい情熱を持って始めたことが、25、30年後にはキャバレーのようになってしまうのが落ちだ」と話していた。
英国の音楽誌『Uncut』のインタビューでこれを知らされたペイジは、最初は信じなかったというが、事実であるとわかると、こう返したそうだ。「キャバレー! 25から30年後にはって? 1968~1980年、間違いなくそんなものではなかった。キャバレーではなかった。本当に、本当にハードコアの音楽だった。彼はそこで主要な役割……、クリエイティブな力であり優れたミュージシャンだった。それを振り返り、どうしたらそんなことが言えるんだ。レガシーは音楽が全てだ。彼が考えることではない。僕が考えることでさえない。ロバートにとってキャバレーなのかどうか知らないが、僕にとっては間違いなく違う」
そして、自分は過去を振り返ってばかりいるわけではないと言い、「新しいアイディアに取り組んでる。来年、発表できればいいと思ってる」と明かした。
Ako Suzuki
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