【ライヴレポート】アルルカン、6周年記念ツアーが一触即発

アルルカンが結成6周年記念ワンマンツアー＜6th ANNIVERSARY ONEMAN TOUR 「con anima」＞を開催中だ。8月29日の池袋EDGEを皮切りに10月26日の渋谷TSUTAYA O-EASTまで、16公演の規模で行われるツアーも折り返し地点に差し掛かったところ。ツアーは新たなステージへ向かおうとするメンバー個々の感情が爆発する波乱含みのものとなっているようだ。ツアー前半のオフィシャルレポートをお届けしたい。

◆アルルカン 画像

ツアー初日から、初期衝動丸出しのステージを繰り広げている彼らは、その時々の感情をむき出しにしながら、文字通りメンバー同士がぶつかり合い、熱量全体をオーディエンスに叩きつけているとのこと。9月15日の名古屋Electric Lady Land公演では暁(Vo)と奈緒(G)がステージ中央で向き合い、お互いの額を激しくぶつけ合いながら、あわや殴り合い寸前の一触即発というシーンも見受けられた。

破綻寸前とも思える擦り切れたライブパフォーマンスは今までの彼らのステージには見られなかったもの。しかし、危険を伴う感情むき出しのパフォーマンスこそ、本当の彼らの姿だったのかもしれない。

その答えは10月26日のO-EASTのツアーファイナルで明かされるはずであり、同公演はある種の大きな節目ともなりそうだ。

撮影◎土屋良太