スタインバーグから32bit整数演算対応、USB 3.0 Type-Cのオーディオインターフェイス「UR-Cシリーズ」

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スタインバーグの人気オーディオインターフェイス「URシリーズ」の新ラインナップが登場。最大32bit整数演算対応、USB 3.0(Type-C)端子を搭載した「UR-Cシリーズ」4モデルが10月3日より順次発売される。

「UR-Cシリーズ」は、iPad/iPhone/Mac/Windowsに対応したオーディオインターフェイス。スタインバーグとヤマハの共同開発による製品だ。2IN/2OUTの「UR22C」、6IN/4OUTの「UR44C」、16IN/16OUTの「UR816C」、そして「UR22C」にモニターヘッドホンとコンデンサーマイクをバンドルしたパッケージ「UR22C Recording Pack」をラインナップ。入出力数や用途に応じて選択することができる。


▲「UR22C」は、2IN/2OUTの最もコンパクトなモデル。Hi-Z入力も1基備える。サイズ/重量は159×47×59mm/1.0kg。リアパネルには全モデルともMIDI入出力を用意。

▲「UR44C」は6IN/4OUT。フロントパネルには2基のHi-Z入力、ボリュームが独立した2個のヘッドホン出力を備える。サイズ/重量は252×47×159mm/1.5kg。

▲「UR168C」は8IN/8OUTのアナログ入出力に加え、ADAT(S/PDIF)optical、ワードクロック端子も搭載。デジタル入力段に独自のジッターリダクション機能「SSPLL」を搭載。デジタル出力の8chマイクプリとして使用できる「HAモード」も備える。サイズ/重量は446.3×45.6×225.8mm/2.7kg。

▲「UR22C Recording Pack」はコンピューターやiPad を使って、すぐにスタジオクオリティの音楽制作ができるパッケージ。「UR22C」に高感度かつ広い周波数特性を備えコンデンサーマイクロフォン、色付けの少ない自然な音を届けるモニターヘッドホンをセット。

今回新たに転送速度や電源供給量のスペックが高いUSB 3.0(Type-C)対応端子を搭載したほか、最大32bit整数演算に対応。最大32bit整数/192kHzの高解像度で録音再生が可能なった。また、全モデルが「dspFX」テクノロジーに対応しており、DSPミキサー/エフェクトによってレイテンシーフリーのモニタリング環境やDSPエフェクト処理を実現。また、「UR22C」と「UR44C」はバスパワーで利用可能だ(「UR44C」でのバスパワー駆動には、市販のUSB 3.1 Type-C to Type-Cケーブルが必要)。

DAWソフトウェアとして「Cubase AI」が付属(ダウンロード提供)するのもポイント。32bit/192kHz録音再生に対応しており、購入後すぐにハイレゾ音源の制作を始めることができる。

本体はダークグレーと黒のツートーンで仕上げたメタルボディ。フロントパネルには、大型化したボリュームノブを搭載。周りにLEDを採用したことで、暗い空間でも音量調整がしやすくなっている。ヘッドホンアンプの出力が向上しているのも見逃せない。

また、「UR44C」「UR816C」では、Wi-Fi環境に接続されたPC/Macに専用アプリケーション「dspMixFx Remote Bridge」をインストールすることで、同じWi-Fi環境に接続されたiOSデバイスの「dspMixFx UR-C」アプリからDSPの操作が可能となっている。

製品情報

◆UR22C
価格:オープン(市場予想価格 16,200円前後 税別)
発売日:2019年10月3日
◆UR44C
価格:オープン(市場予想価格 30,600円前後 税別)
発売日:2019年10月3日
◆UR816C
価格:オープン
発売日:2019年11月
◆UR22C Recording Pack
価格:オープン(市場予想価格 29,700円前後 税別)
発売日:2019年10月3日
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