【ライブレポート】10-FEET、3年ぶりワンマンツアー開幕「……好き。盛り上がれ、アホー!」

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10-FEETが10月9日、Zepp Tokyo公演を皮切りに<10-FEET “ハローフィクサー” ONE-MAN TOUR 2019>をスタートさせた。これは7月24日にリリースした18枚目のシングル「ハローフィクサー」のレコ発ツアーで、12都市12公演の全てがワンマン公演。また10-FEETがワンマンツアーを行うのは、実に約3年ぶりのこと。当然ながら、全公演のチケットは即完売した。

◆10-FEET 画像

19時10分、SEが鳴り響くと同時にオーディエンスの歓声が巻き起こり、鳴りやまないハンドクラップが、ライブの始まりを興奮で染めていった。真っ赤な照明を背中に浴びながらシルエット状になってステージに登場したKOUICHI(Dr, Cho)、NAOKI(B, Vo)、TAKUMA(Vo, G)。しかし直後に暗転と沈黙。それはほんの5〜6秒だったが、エキサイトしたオーディエンスはジラされた。そしてTAKUMAがマイクに向かって一言、「VIBES BY VIBES」と言うや、10-FEETのバンドサウンドが一気に炸裂し、オーディエンスの大歓声がそこに重なっていった。


こうして始まったツアー初日。激しい音と、気持ちをかき乱してくれる曲と言葉を、10-FEETはオーディエンスに浴びせ続ける。NAOKIが「始まったぜ、東京!」とツアー開幕を宣言するように叫べば、TAKUMAも「まだまだイケる! もっとイケる! じゃあ行こうか!」と煽る。各ナンバーではNAOKIとKOUICHIがコーラスを歌うが、それがかき消されるぐらいオーディエンスも歌いまくる。「JUST A FALSE! JUST A HOLE!」では限界突破の勢いでコール&レスポンスも起こる。そうした凄まじい一体感こそ10-FEETのライブの醍醐味のひとつ。

「明日死んでもええぐらいの夜を過ごしに来てん、オマエらと。お互いに、思いっ切りやりにきたんやろ? 音楽の、ロックの忖度でしょ。オマエらと俺らと忖度の夜を過ごすわけでしょ。叫ぼうよ、思いっきり。オマエら、アホやから、どうせ。アホやから1から12まで数えられへんやんけ。テストしたろ」──TAKUMA

なんとも痛快なMCと紹介で始まったのが「ハローフィクサー」に収録された曲のひとつ「123456789101112」だった。キャッチーなメロディと豪快なリフが、陽気で破天荒なアホをどんどん生み出し、クラウドサーファーも次々に飛び交った。


まるで一気に駆け抜けるように展開するライブだった。しかし、9曲目「火とリズム」を終えたところで、TAKUMAが言い放つ。

「休憩! 死ぬわ、オマエらのペースでやったら(笑)」──TAKUMA

“おいおい、死んでもええぐらいの夜を過ごしに来たんちゃうんかい”──そう突っ込みも入れたくなったが、確かにオーディエンスも10-FEETも熱すぎた。しかしオーディエンスは休憩になろうが、興奮を抑えることができない。ガンガンに言葉をメンバーに投げつける。

「オマエら、ほぼ罵声やし(笑)。だいたいタメ口やし。全然、リスペクトないやん。……愛情の裏返し?裏返さんといて(笑)」とTAKUMA。「みんな、俺のことの変化に気づいてる? ………見つけろや! ベースが変わっとんのや!! 今回のツアー、気合い入れるためにベースを新調しました。いつもと音がちょっと違うやろ?」とNAOKI。それを受けたKOUICHIも「NAOKIが変えてくると思って。俺も変えてきたんや。俺はパンツを替えてきた。俺の下半身、ちょっとちゃうやろ!」と重ねる。

メンバーいじりと客いじりの応酬は、爆笑の連続でもあった。そしてNAOKIが新調したベースを手に「JUNGLES」から突入したライブ中盤戦。イントロの途中で「一言だけ言わせてくれ。オマエら、大好きやー!」とTAKUMAが叫べば、休憩でさらにハジけモードになったオーディエンスはブチ上がっていくばかり。


10-FEETの曲やサウンドは、もちろん激しさが魅力のひとつ。しかし歌や歌詞に目を向けてみると、迷いや葛藤でもがく姿も描かれている。弱気になった瞬間に突き刺さってくる言葉もある。またそこから優しさを感じ、気持ちが救われることだってある。ライブで曲を全身に浴びながら10-FEETと一緒に歌ったり叫んだりしているうち、湧き上がってくる前向きな気持ちと力強さ。そこにTAKUMAからの勇気づけられる言葉の数々。そしてライブ後半で「ハローフィクサー」に突入したとき、頼りがいある兄貴たちのような表情も見せてくれる10-FEETの3人。オーディエンス一人ひとりのテンションだけじゃなく、バイオリズムも上昇させながらライブは展開していく。

ライブ本編は「RIVER」で本来は終わりだったらしい。しかし「アンコールで引っ込む時間ももったいない」とそのままライブは続行。しかも開演直前にメンバーそれぞれがやりたい曲を追加し、予定より3曲多いという大盤振る舞いだ。



「好きやで、ほんまに。カッコいいMCして、ガッと入るのが一番盛り上がるけど、なんか、伝えたくなった。……好き(照れ笑い)。盛り上がれ、アホー!」

ライブ後半、突然、告ったTAKUMA。感謝の言葉では抑えきれない感情、告られて熱狂ぶりにさらに拍車も掛かるオーディエンス。この日のラストナンバー「ヒトリセカイ」ではお互いに思いっきり歌う声がひとつになって、とんでもなく幸せな瞬間が数珠つなぎになっていった。会場に広がる笑顔を前にして、TAKUMAは最後に「イエー! イエー!!」と思いっきり叫んだ。それに叫び声で答えるオーディエンス。そして改めて会場を見渡しながら笑顔でこう言った。

「オマエらなら明日から大丈夫! ありがとう。また会おうぜ!!」──TAKUMA

取材・文◎長谷川幸信
撮影◎HayachiN

■<10-FEET “ハローフィクサー” ONE-MAN TOUR 2019>10月9日@Zepp Tokyoセットリスト

01. VIBES BY VIBES
02. 1 size FITS ALL
03. JUST A FALSE! JUST A HOLE!
04. Fin
05. super stomper
06. SHOES
07. 2%
08. 123456789101112
09. 火とリズム
10. JUNGLES
11. hammer ska
12. heart blue
13. 夢の泥舟
14. 1sec.
15. quiet
16. goes on
17. 蜃気楼
18. 太陽4号
19. ハローフィクサー
20. RIVER
21. FELLOWS 1.5
22. 4REST
23. STONE COLD BREAK
24. その向こうへ
25. ヒトリセカイ

■<10-FEET "ハローフィクサー" ONE-MAN TOUR 2019>

10月09日(水) Zepp Tokyo
10月13日(日) 広島BLUE LIVE
10月17日(木) Zepp Fukuoka
10月22日(火・祝) Zepp Osaka Bayside
10月30日(水) Zepp Nagoya
11月03日(日) 仙台GIGS
11月09日(土) 高松festhalle
11月14日(木) Zepp Sapporo
11月18日(月) 新潟LOTS
11月25日(月) 京都KBSホール
11月30日(土) 富山クロスランドおやべ
12月08日(日) 沖縄 桜坂セントラル




■ライブBlu-ray/DVD『10-FEET OPEN AIR ONE-MAN LIVE IN INASAYAMA 2019』

2019年11月13日(水)発売


【Blu-ray 初回生産限定盤(スリーブケース仕様)】UPXH-29033 ¥5,400+税
【Blu-ray 通常盤】UPXH-20085 ¥5,200+税
【DVD(2枚組) 初回生産限定盤(スリーブケース仕様)】UPBH-29085/6 ¥4,400+税
【DVD通常盤】UPBH-20251/2 ¥4,200+税
▼収録内容 ※Blu-ray/DVD共通
2019年5月19日、長崎市稲佐山公園野外ステージにて行われた<10-FEET野外ワンマンライブ2019 in 稲佐山>の模様を完全収録

火とリズム
STONE COLD BREAK
JUST A FALSE! JUST A HOLE!
EVERY
JUNGLES
super stomper feat. MAN WITH A MISSION
my pet theory
2%
1 size FITS ALL
Freedom
HONE SKA feat. 東京スカパラダイスオーケストラ
hammer ska feat. 東京スカパラダイスオーケストラ
HEY!

LITTLE MORE THAN BEFORE
ライオン
TRUE LOVE (カバー曲)
goes on
AND HUG
SEASIDE CHAIR
1sec.
アンテナラスト
SEE YOU
太陽4号
RIVER (wow wow unite remix) feat. Kj (from Dragon Ash)
蜃気楼
VIBES BY VIBES
ヒトリセカイ
ハローフィクサー
その向こうへ feat. ROTTENGRAFFTY
DO YOU LIKE…?
CHERRY BLOSSOM
back to the sunset

▼初回生産限定盤のみ追加収録内容 (Blu-ray/DVD共通)
当日のバックステージの様子やインタビューを含むメイキング映像

■『10-FEET OPEN AIR ONE-MAN LIVE IN INASAYAMA 2019』特別先行“応援”上映会

10月16日(水) 開演19:00 長崎・ユナイテッド・シネマ長崎
10月18日(金) 開演19:00 福岡・T・ジョイ博多
10月26日(土) 開演12:00 大阪・梅田ブルク7
10月26日(土) 開演18:00 京都・MOVIX京都
10月31日(木) 開演19:00 名古屋・ミッドランドスクエア シネマ
11月04日(月・祝) 開演16:00 仙台・MOVIX仙台
11月05日(火) 開演19:00 札幌・ユナイテッド・シネマ札幌
11月06日(水) 開演19:00 東京・新宿バルト9
▼特別先行“応援”上映会内容
10-FEETとMCとのトークライブ+Blu-ray / DVD「10-FEET OPEN AIR ONE-MAN LIVE IN INASAYAMA 2019」ダイジェストVer.を上映
▼チケット一般発売
【受付期間】
10月5日(土)10:00~ 各公演の前日まで販売・入金締切り
※本受付は先着順となり、販売予定枚数に達し次第終了となります。
※ご購入後のチケットの枚数変更・キャンセル等はできません。あらかじめご了承ください。
【料金】
2,800円(税込)
※全席指定。
※1公演4枚までお申込み頂けます。
※未就学児童入場不可。
【一般販売受付URL】
https://www.uconnect-ticket.jp/artist/10-feet

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