never young beach、映画『ロマンスドール』のために新曲2曲を書き下ろし

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2020年1月24日に全国公開となる映画『ロマンスドール』に、never young beach が新曲 2 曲を書き下ろし。それぞれ主題歌、そして劇中歌として起用されることが発表された。

この映画は「ラブドール職人と、一目で恋に落ちて結婚した妻との日々を描く」という型破りな設定とセンセーショナルな展開が描かれた、タナダユキの小説「ロマンスドール」が原作。2008年「ダ・ヴィンチ」の連載開始から10年、原作者自らが脚本・監督を手掛けた。主演を務めるのは高橋一生。妻への愛情をうまく伝えることのできない不器用さと複雑さを併せ持つ主人公・北村哲雄を演じる。そして妻の園子を演じるのは蒼井優。良き妻でありながら、胸の中の秘密が打ち明けられない園子を繊細に表現している。高橋と蒼井の共演は、2001年発表の『リリィ・シュシュのすべて』以来18年ぶり。

今回の起用について、タナダ監督は「never young beachを知ったのは3年近く前のこと。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました」と念願のオファーだったことを明かしている。また never young beachは書き下ろしにあたり、「愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました」とコメント。主題歌を聴いた感想として、タナダ監督は「その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をも優しく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました」と絶賛。さらに主演の高橋も「兄だけど。好きです」と語っている。

[never young beach:コメント]
自分たちのつくった曲が映画館で流れるという経験がないのでワクワクしました。映画の本編が終わり、エンドロールを観ながらエンディングの曲を聴いている時間が実は一番脳みそから何か出ている気がするんです。見終わってジュワーといろいろ実感するというか。あの時間に自分たちが関われるなんて。そんな気持ちがあったので主題歌のオファーを頂いた時は単純に嬉しかったです。映画から受けた印象は、余白があって、凄く素朴。だからこそ役者さん、音、映像、様々な個性を感じられました。人間、誰かを愛しても様々なすれ違いがあると思います。ベストな状況は少しの間。日々の中、互いに変わっていき、ぶつかる。それでいいと思うんです。正しさだけが人を救うわけじゃない。疲れちゃう。どんな状況になっても受け入れ、楽しみ、互いの違いを理解出来たら。愛するということは許すということなのかな。そんなことを思い作りました。

[タナダユキ監督:コメント]
never young beachを知ったのは 3 年近く前のこと。彼らの作る曲には新しさと同時に、どこかノスタルジーがありました。とっつきやすいのに、一筋縄ではいかない豊かさ。ひねくれてなんかいないのに、でもやっぱりちょっとひねくれているような可愛げ。いつか何かの映画で主題歌をお願いしたいなとずっと思っていて、ようやくそれが叶いました。初めて完成した主題歌を聴いた時、その詞や曲、歌声が、主人公の哲雄の哀しみや後悔をもやさしく肯定してくれているようで、深くあたたかく胸に響き、感極まりました。最後の一音が終わるまでが、映画「ロマンスドール」の世界です。この曲が沢山の人に届きますように。

[高橋一生:コメント]
(主題歌を never young beach が手がけるとお聞きになった際のお気持ち)
えー!
(主題歌を聴いたときの感想)
兄だけど。好きです。

映画

映画『ロマンスドール』
2020年1月24日(金) 全国ロードショー
出演:高橋一生 蒼井優
浜野謙太 三浦透子 大倉孝二 ピエール瀧 きたろう 渡辺えり
脚本・監督:タナダユキ 原作:タナダユキ「ロマンスドール」(角川文庫刊)
c2019「ロマンスドール」製作委員会
配給:KADOKAWA HP:romancedoll.jp
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