IK Multimediaから便利に使えるモバイルデバイス向けマイク3種とオーディオインターフェイスが登場

モバイル機器用音楽アプリと周辺機器でおなじみのIK Multimediaから、モバイルデバイス向けのマイク「iRig Mic Cast 2」「iRig Mic Cast HD」「iRig Mic Cast Video」と、ステレオオーディオインターフェイス「iRig Stream」が登場。11月29日より発売される。

音楽用途だけでなく、最近ではiPhoneやiPadで録音/録画をする世界中のジャーナリストに愛用されているIK Multimediaのモバイルマイクロフォン製品。新たにCREATORシリーズとして、音声コンテンツやビデオの制作、配信を行う人に最適なマイク3製品、オーディオインタフェイス1製品が登場。iPhone、iPad、Androidで高品位なビデオやオーディオ収録を可能にするIK Multimedia純正のアプリ「iRig Recorder 3 LE」ともにリリースとなる。

■iRig Mic Cast 2

「iRig Mic Cast 2」は、YouTube投稿用のビデオの撮影、インタビューや生配信、SkypeやFace Timeでの通話など、普段使用しているアプリでの音質を向上させられる低価格なマイク。取り付けには磁気マウントを採用、モバイルケースに装着したままでも素早くしっかりと固定できる便利な仕様だ。


同梱のブレイクアウトケーブルで、デバイスの向きや収録したい場面に合わせてフレキシブルに対応可能。新しいデュアルカプセル設計により、フロント、リアに加え双指向性（フロント＋リア）の集音方法が選択可能で、双方向の音声を収録するインタビューにもぴったり。ヘッドホン出力端子があるのもヘッドホンジャックのないスマホにうれしいところ。接続は3.5mm TRRSジャック（CTIA/AHJ）、周波数特性は50Hz～18kHz。

■iRig Mic Cast HD

「iRig Mic Cast 2」をさらにプロフェッショナル仕様にした上位機種。金薄膜処理された高品位なコンデンサーカプセルを2基搭載し、周波数応答特性は40Hz～20kHzを誇る。同梱のLightning、MicroUSB、USB-Cケーブルによるデジタル接続仕様で、24bit/96kHzコンバーターによる透明なサウンドを提供。本体で入力感度を調整できるのであらゆる場面に対応できるのもポイント。さらにマルチカラーLEDが目視での音声レベル確認をサポートしてくれる。こちらもデュアルカプセル仕様、磁気マウントを採用、ケースを装着したままで固定が可能。ヘッドホン出力も備える。

■iRig Video Mic

単一指向性（スーパーカーディオイド）を持つショットガンスタイルのプロ品質デジタルマイク。放送や録音、ビデオ撮影など幅広い制作現場で活躍するするモデルだ。スマホやタブレットだけでなく、デジタル一眼レフカメラなどさまざまなデバイスに対応する。


上記2機種と同様の手軽な磁気マウントに加え、カメラに取り付けられるホットシューマウントも同梱。Lightning、MicroUSB、USB-Cおよびステレオミニケーブルを同梱。「iRig Mic Cast HD」同様、24bit/96kHzコンバーター搭載、入力感度調整やマルチカラーLEDによる音声レベル確認も可能。ヘッドホン出力も備え、ダイレクトサウンドやアプリで処理されたサウンドを確認することもできる。スマホ用の多機能ビデオスタンドiKlip Grip Proを同梱したバンドルパッケージも近日発売予定。


■iRig Stream

iPhone/iPad、AndroidなどのモバイルデバイスやMac/Windowsコンピューターで、楽器やミキサーなどを接続し、ライブ演奏から録音済み素材のミックスまで音楽を共有できるストリーミング配信専用のオーディオインターフェイス。ミキサーやDJセット、キーボードなどを接続するRCAステレオライン入力を搭載。付属のLightning、USB-CおよびUSB-Aケーブルでスマホやコンピューターに音声を入力することが可能。また、音声の入力とモニターに対応したヘッドセット端子を搭載。この端子からの入力信号はステレオ入力とともにiRig Stream内部でミックスされる。


ゲインコントロールと視認性の高いLEDにより最適な音量で配信や録音が可能。24bit/48kHz対応のAD/DAコンバーターの搭載で、プラットフォームを問わず高品質なサウンドが提供可能だ。また、アプリによってはステレオ非対応のものもあるが、本機はモノラル/ステレオ切り替えスイッチの搭載で多くのアプリに対応。さらに接続したデバイスの出力音声をループバックする機能も備える。