浜崎あゆみ、自伝的小説『M 愛すべき人がいて』クライマックスシーンを初の映像化

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浜崎あゆみの自伝的小説『M 愛すべき人がいて』の「ビジュアル・オーディオブック」がdTV公式YouTubeチャンネルで公開された。

◆映像

これは1stアルバム『A Song for ××』から2ndアルバム『LOVEppears』までの楽曲に彩られながら、小説が朗読されるアニメーション作品。小説のクライマックスにあたる第5章「Mとの別れ」の映像化だ。

1999年、日本を席巻する歌姫となった浜崎あゆみと、当時の恋人であった現エイベックス会長の松浦勝人の切なくも美しい別れの場面が描かれる。次第にすれ違っていく2人の日々の中で生まれた「Boys & Girls」や「appears」など、様々な楽曲と物語が交差するミュージック・スペクタクルだ。当時の若者に強く共感された、孤独な女性の心を描いた歌詞とそこにまつわるエピソードは必見。


昨今、小説などを朗読したオーディオブックが人気を集めている一方、活字を目で追うことでメッセージがより深く心に入ってくるというところに注目し、今回「ビジュアル・オーディオブック」形式が採用された。歌詞をモーショングラフィックスとして表示する機能をもつスピーカー「リリックスピーカー」の技術も活用され、活字を目と耳で深く味わうことができる。


文字の背景となるアニメーションを含む総合演出は、2019年1月に公開されアヌシー国際映画祭の長編コンペティション部門にノミネートされた『あした世界が終わるとしても』を手掛けた櫻木優平監督だ。なお、このビジュアル・オーディオブックの続編は、dTVにて12月上旬に配信が決定している。



『M 愛すべき人がいて』ビジュアル・オーディオブック

■劇中楽曲
appears
Boys & Girls

■劇中BGM(インストゥルメンタル)
TO BE
LOVE ~Destiny~
A Song for ××
too late
POWDER SNOW
poker face
WHATEVER
kanariya
End roll
appears

■制作スタッフ
監督:櫻木優平
助監督:川崎司
BGクリエイター:内田憲 / 岡亮佑 / 上原裕弥 / 春日健一 / 手川太輔
制作:クラフター / クラフタースタジオ

音楽演出・企画・選曲:鈴木雅子
音響監督:高木創

モーショングラフィックス:川中玄貴、久保雄基
モーショングラフィックスプロデューサー:飯野史子(EPOCH)

リリックスピーカー技術提供:斎藤迅(SIX/COTODAMA)

著・文章再構成:小松成美

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