ビリー・アイリッシュ、ジャック・ホワイトのレーベルからアコースティック・ライブのLP発売

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ビリー・アイリッシュが水曜日(11月6日)、ジャック・ホワイトが米ナッシュビルに所有するレーベル/スタジオThird Man Recordsで、兄フィニアスとアコースティックによるスペシャル・パフォーマンスを行なった。

◆当日の様子

Third Man Recordsはこれをアセテート盤に直接録音しており、LPを制作中。ナッシュビル、デトロイト地域に限るが、12月に発売するそうだ。

ビリーはパフォーマンス中、このレコーディング・プロセスに「見える? 彼ら、私の声をそれに録ってるのよ。いまこのとき! クレイジーね」と話したという。

兄妹はこの日、「wish you were gay」「all the good girls go to hell」「ocean eyes」「bad guy」「idontwannabeyouanymore」「bury a friend」「come out and play」「COPYCAT」「i love you」「bellyache」「when the party's over」の11曲をプレイしたと言われる。

ホワイトは、ビリーについて「僕らが本当に愛する、実に革新的でインスピレーションに溢れる人物」と称賛の言葉を送っている。





ホワイトは2014年、レコーディングからリリースまで4時間足らずという“世界最速レコード・リリース”の記録を樹立している。「Lazaretto」を演奏/録音し、マスターを直ちにUnited Record Pressingへ持ち込み、45回転盤にプレス。ショウで撮影された写真をジャケットにして、完成したレコードをThird Manへ急配送、待ち構えるファンに向け販売を開始した。この全過程に要した時間は、3時間55分21秒だった。

彼は2017年には、自身のレコードプレス工場Third Man Pressingも設立している。

Ako Suzuki
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