【ライブレポート】[ALEXANDROS]、SUPER BEAVER、神僕ら熱演<バズリズムLIVE 2019>初日

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日本テレビの音楽番組『バズリズム02』が発信するイベント、<バズリズムLIVE 2019>の初日公演が11月9日(土)に神奈川・横浜アリーナで開催された。

◆ライブ写真(11枚)

2015年に第1回が開かれ、今年で5年目を迎える本イベント。この日は5組のアーティストが競演、4時間30分超に渡って12000人のオーディエンスを沸かせた。

16時、MCのバカリズムと佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)がステージ下手に登場。「ご飯食べてきましたか?具体的に何を食べて来ましたか?」と問いつつ、強引に「全員崎陽軒ですか!さすが横浜!」とジョークを飛ばして早速会場に笑いを起こす。そんな温かな空気の中、ライブの幕が開けた。


トップバッターは神様、僕は気づいてしまった。場内には轟音のSEが響き渡り、ステージ三方に張られた巨大な紗幕の中に、白い衣装に身を包み覆面を被った4人が登場。彼らの演奏は常に、この紗幕の中で行われる。紗幕には曲に合わせアブストラクトな映像や歌詞が次々に映し出されていく。映像は先鋭的なデジタルだが演奏はフィジカル。この斬新なスタイルにオーディエンスも驚きを隠せなかったが、徐々に彼らと同化し気がつけば全員が総立ちに。ラストナンバー「CQCQ」の前には、どこのだれか(Vo&G)から、「最後の曲です。今日はありがとう」と、この日唯一のMCも。会場を一気に自分たちの世界観に引きずり込む強烈なオープニングに、「凄いものを見た」と立ち尽くす観客の反応が印象的だった。


続いてはマカロニえんぴつ。『バズリズム02』内のコーナー「これがバズるぞ2019」で10位にランクインし、4月には<ROCK AX Vol.2>に出演した注目のニューカマーだ。ビートルズの「ヘイ・ブルドッグ」のSEが流れる中へ登場したメンバーは、「⻘春と⼀瞬」「レモンパイ」と直球のポップナンバーで会場を沸かせる。初めて立った横浜アリーナに「この景色をバックに自撮りしたいよ!」とボーカルのはっとり(Vo&G)は興奮を隠せない。彼らの魅力は、かのビートルズをも彷彿させる“美メロ”とはっとりのエモーショナルなボーカル。これを全員音大出身のメンバーが卓越した演奏でガッツリと支える。「今日出会ったあなたたちを、これからも僕たちはめちゃくちゃ贔屓していきます!」と観客に感謝を伝え、アグレッシブな「ヤングアダルト」で35分のパフォーマンスを締めた。


SUPER BEAVERの4人は、ステージに登場するや、まずドラムスタンドの前で円陣を組む。アスリートの気合を感じさせる様相だ。そこから、渋谷龍太(Vo)の「フロム、ライブハウス! SUPER BEAVERです! ご機嫌いかがですか!」の第一声でパフォーマンスがスタート。ライブハウスを主戦場とする彼らならではの激しすぎる演奏で冒頭から飛ばしまくる。「予感」や「⻘い春」では70年代のニューミュージック・アーティストがそうしたように、渋谷が共に歌えるようコーラスの前に歌詞を伝える。もちろん、オーディエンスも大喜びでこれに応え全員でシンガロング。気がついたらみんながSUPER BEAVERのペースに引き込まれていた。渋谷龍太は「このリアクションに凄く楽しいです!」と興奮気味に応じ、冒頭のバカリズムのトークを受け「みんな、崎陽軒食べて来たの?」と客席を笑わせる。ラストナンバー「27」の前には「15年音楽やってまだまだ若輩ですけど、あなたにとって何が出来るか、答えはオンステージで見せる事!」との熱いワードも飛び出した。ステージにはバンド・ロゴと共に「Represent Japanese Pop Music」と映し出されていたが、これこそが彼らの矜持。そんなメッセージが十二分に伝わる圧巻のパフォーマンスであった。


トリ前はFear, and Loathing in Las Vegas。<バズリズムLIVE>には2016年、2018年に続いて3度目の参加だ。SEが場内に響き渡る中、メンバーは猛ダッシュでステージに登場。冒頭の「Just Awake」からSo(Vo)のハイトーン、Minami(Vo&Key)のスクリーミングが炸裂。そしてそれを支えるのが、凄まじいまでの破壊力を持った演奏だ。「<バズリズムLIVE>、3度目の出演です!長いバンド名なので、“なんちゃらラスベガス”でもいいので、今日は覚えて帰ってください!」と初めて彼らを見るオーディエンスにも配慮をみせる。中盤には12月にリリースされるアルバムに収められる新曲「The Stronger, The Further Youʼll Be」も披露。後半には「ラスト2曲!横浜アリーナ全員がひとつになってバカになろうぜ!」と客席を煽りながら、勇壮で力強いお祭りパーティチューンの「Party Boys」に突入。「ひとりひとりが最高って思えるライブやるぞ! 踊ってくれ!」とラストナンバーの「Love at First Sight」では広い横浜アリーナ全体が熱気と興奮のカオス状態に。バカリズムに「帰りの体力考えてないですね。絶対搬入口で倒れてると思いますよ(笑)」と言わしめた35分間フルスロットルのパフォーマンスで終始、客席を圧倒し続けた。


<バズリズムLIVE 2019>初日の大トリは初参加の[ALEXANDROS]。ゆったりとした演奏で始まった1曲目の「Run Away」は徐々に高揚感を高め、川上洋平(Vo&G)の美しいハイトーン・ボーカルが広い会場の隅々まで響き渡る。「月色ホライズン」では低音域から高音域までせり上がる鮮やかなボーカルを聴かせ、客席から感嘆の歓声が上がる。続けて「新曲やっていいでしょうか?」とリリースされたばかりの「あまりにも素敵な夜だから」を早くも披露。「今日はライブハウスの匂いがするバンドが多くて、ステージも会場もライブハウスみたいに汗の匂いがしてイイですね。でも、まだまだ汗かいてくださいね!」と熱くなった場内をさらに煽る。ラストナンバーはCMソングとしてお茶の間にも広く知られた「ワタリドリ」。川上のカウントを合図にサビ・パートに入ると、12000人が右手を大きく掲げ共に歌う。バンドと会場が一体となりゾクゾクするほどの感動だ。

アンコールでは川上の弾く重いカッティング・ギターで始まる「Mosquito Bite」。ヘヴィでタフネスなアグレッシブ・ナンバーで客席をグイグイと攻めていき、改めてロックバンドとしての[ALEXANDROS]の力強さをまざまざと見せつけた。

<バズリズムLIVE 2019>は翌日11月10日にも同所で開催された。こちらのレポートは追って掲載する。また、この日の模様は11月29日深夜に日本テレビ『バズリズム02』内、12月21日(土)20時からCSの日テレプラスにて放送が予定されている。

撮影◎山内洋枝

セットリスト

■神様、僕は気づいてしまった
01.オーバータイムオーバーラン
02.UNHAPPY CLUB
03.私の命を抉ってみせて
04.Troll Inc.
05.だから僕は不幸に縋っていました
06.僕の手に触れるな
07.メルシー
08.CQCQ

■マカロニえんぴつ
01.青春と一瞬
02.レモンパイ
03.ミスター・ブルースカイ
04.ブルーベリー・ナイツ
05.洗濯機と君とラヂオ
06.ハートロッカー
07.ヤングアダルト

■SUPER BEAVER
01.証明
02.閃光
03.正攻法
04.予感
05.青い春
06.27

■Fear, and Loathing in Las Vegas
01Just Awake
02.Return to Zero
03.The Stronger, The Further Youʼll Be
04.Keep the Heat and Fire Yourself Up
05.LLLD
06.Party Boys
07.Love at First Sight

■[ALEXANDROS]
01.Run Away
02.Starrrrrrrr
03.月色ホライズン
04.あまりにも素敵な夜だから
05.Adventure
06.ワタリドリ
07(ENCORE).Mosquito Bite

MC:バカリズム/進行:佐藤梨那(日本テレビアナウンサー)

<バズリズムLIVE 2019>放送日程

地上波:DAY1:11月29日(金)深夜/DAY2:12月6日(金)深夜/バズリズム02にて放送
CS:日テレプラス 12月21日(土)20:00〜/DAY1&DAY2 :5時間一挙放送

◆<バズリズムLIVE 2019>オフィシャルサイト
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