【特集】神宿が新境地へ、羽島みき&塩見きらインタビュー+ツアー初日レポ

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神宿(読み:かみやど)は、原宿発の5人組アイドルグループとして活動をスタート。今年2019年1月に関口なほが“勇退”し、一ノ瀬みか、羽島めい、羽島みき、小山ひなに新たなメンバーとして塩見きらが加入。神宿結成5周年を記念して幕張メッセという大舞台での単独ライブを成功させ、グループとして大きな節目を迎えた彼女たちが、最新作「ボクハプラチナ」で新境地に突入。いままでにない大人のイメージをまとった新曲についてメンバーを代表してリーダーの羽島みき、新メンバーの塩見きらに話を聞いた。さらに、取材当日は新体制になってから開催する初の全国ツアー<神宿全国ツアー2019-2020 “GRATEFUL TO YOU”>の初日ということもあり、その幕開けとなった東京・六本木morph-tokyoで行なわれたライブの模様も併せてお届けする。

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■しおみぃが入ってくれて本当に良かった

──幕張メッセで開催したワンマンライブ<神宿5周年記念ワンマンライブ 神が宿る場所〜君が君らしくあればいいのさ〜>から約2か月。あのライブを終えてみて、改めて感じた神宿らしさとはどんなものだったのかを教えてもらえますか?

羽島みき:5年間経ちましたが、メンバーの性格はデビューの頃といい意味で本当に変わっていないです。でも見た目とかはアイドルをやっていく上でとても大事じゃないですか? たくさんの人に観てもらうことで、そういう部分はすごく変わってきたんですね。だけど、普段はみんな変に飾ったりしない子ばかりで、年齢とかも全然関係なく、神宿はグループとしてすごく居心地のいい環境なんですね。だから、友だちとか家族よりもさらに固い絆があって、グループとしてそういうものが年々強まってきたと思うんです。それが神宿らしさで、それがあるからこそ私たちは私たちらしくあれるのかなと思います。

塩見きら:“君が君らしくあればいいのさ”というタイトルは「始まりの合図」という私たちの曲の歌詞からとったものなんです。さっきみきさんが言っていた、“私たちらしさ”のなかに、私はメンバー各々の強い個性というもあるのかなと思います。例えば幕張メッセで、ステージ上でアンコールの最後に「それから」を歌ったとき、私と(小山)ひなさんは感動して泣いてしまった。みきさんはそういうときでもリーダーとして終始笑顔でいて。(羽島)めいさんは熱い人だから「ここは絶対泣かないで笑顔でいよう」って一生懸命泣くのを我慢していて、(一ノ瀬)みかさんはステージ上では常に美しくあろうという自分のスタイルをキープしていた。そういう部分にも各々の“らしさ”が出ていたと思うんですね。それが、神宿らしさなのかなと私は思います。

みき:まさに! そういうことだね。素晴らしい! 私は言葉にできなかったわ。考えるのが苦手だから。

きら:そこもみきさんらしさですから(笑)。

▲羽島みき

──では、幕張後初のシングルとして配信がスタートした新曲「ボクハプラチナ」について聞かせてください。このタイトルにはどんな意味があると解釈していますか?

きら:「しおみぃ(塩見)はこういうイメージだよね」って縛られるのが私は大嫌いで。そういう周りの意見に惑わされないぞという感情、自分をちゃんともっている。そういう意味が含まれてるのかなと感じました。

──この曲で、いっきに大人っぽくてクールな神宿にシフトした印象を受けましたが。

みき:そうですね。いままでにない新しい楽曲になりました。いままでの神宿って“かわいい”とか“楽しい”とか“みんなで振り付けを楽しめる”という楽曲が多かったんですけど「ボクハプラチナ」は“大人カッコいい”を全面に出していて。年齢的にもうちょっと大人な部分をもっと出していこうということで、メイクも髪型も振り付けもいいままでにない感じに挑戦しました。自分たちでも「大人になったんだな」と思いましたね。

──最初に曲を聴いたとき、どう思いました?

きら:曲の雰囲気がすごく好きだなと思いました。神宿としていろんなことに挑戦して活動していくなかで、私自身「辛いな」「苦しいな」と思うことも実際たくさんあって。それを乗り越えてどんどん成長していきたいって思いながら日々頑張ってるんですけど。そういう自分が抱えている悩みや感情が歌詞になっていたので、最初聴いたときからすごく共感できました。なので「これはちゃんと歌いたい」「これを歌ったら神宿は絶対にカッコよくなる」と思いました。

みき:私は最初「これ、本当に神宿が歌えるのかな?」と思いました。いつも可愛くて元気な曲ばかり歌っていたのに、こんな曲が歌えるのかと一瞬悩んだんですよ。でも、レコーディングし終わってみんなの声を聴いたら「こんなことができるんだ!」と驚きました。いつの間にか、神宿はかわいい曲からこんな大人な曲まで歌えるようになっていて。例えばひなは、すごいかわいい声も出せるけどこんな大人っぽい声も出せるんだとか。メンバーの新しい魅力も発見できました。



──ここまで楽曲、見た目やダンスまでいっきに様変わりすることに戸惑いはなかったですか?

きら:不安はもちろんあったんですけど、こういう楽曲をやることによってどんどんファンの年齢層を広げていく。そこは狙っていきたいなという思いのほうが強かったです。

みき:自分たちはいろんなことに挑戦したいからすごい楽しみだったんですけど、ファンの人がどう受け入れてくれるんだろうとは思いました。でも、MVのショートバージョンがYouTubeで公開になったとき、「神宿はどこまでいくんだろ」というコメントがあって。

──新曲がアップされたときは、コメント欄をすぐにチェックしたくなるタイプですか?

みき:めっちゃチェックしますね。反響が気になるんで。Twitterのコメントもすべてチェックします。

──それを見る限り「ボクハプラチナ」の変貌ぶりに対してはポジティブな意見が多かった。

みき:多いです。でも「イメージと違う」というコメントもあるんで、そこはぶち破っていきたいなと思いました。「神宿はかわいいだけじゃないんだぞ!」って。大人な神宿も楽しんで欲しいなと思います。

きら:カッコいいから、かわいいまでできる神宿を見せたい。次はどうなるか分からないですからね。また、かわいい神宿になるのかもしれないし。そうやっていろんな方向で攻めていきたいなという思いはあります。

みき:私たちは5年かけてかわいいからカッコいいまでをできるようになったのに、途中加入でそれについていける、しおみぃの能力はすごいなと思うんですよ。

──言われてみればそうですね。だって半年前に加入したばかりですもんね。塩見さんは。

みき:なのに「本当はずっと前からアイドルやってたんじゃないか」って思うぐらいの対応力で。とにかく成長が早いんですよ。それはオーディションの頃からなんですけどね。だから、しおみぃが入ってくれて本当に良かった。オーディションの一番最初の頃から「しおみぃがいい!」ってめっちゃ目をつけましたから。「この子は絶対に変わる」「こんないい子はいない」と思ったんで私は激推しでした。神宿に入ってくれてありがとう!

きら:こちらこそありがとうございます(照)。

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