クランベリーズ、初のグラミー候補に「ドロレスも誇らしく思っているだろう」

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クランベリーズが、シンガーのドロレス・オリオーダン死後、今年4月に発表したアルバム『In The End』で初めてグラミー賞(最優秀ロック・アルバム)の候補に挙がった。

◆クランベリーズ画像

『In The End』はバンドにとって通算8枚目にして最後のスタジオ・アルバムとなり、ドロレスが生前録音していたヴォーカルがフィーチャーされた。

メンバーは、グラミー賞の候補が明かされると、「ものすごく驚くと同時に光栄だ。ドロレスも喜んでいるに違いない」「ドロレスと彼女の素晴らしい才能に相応しいトリビュートだ。彼女はとても誇りに思っているだろう」との声明を出した。



また、ドロレスの母エイリーンさんは、「ドロレスは嬉しく思っていることでしょう。彼女は、自分の曲と音楽に身も心も捧げていました。家族にとってはちょっとほろ苦い想いです。誇らしいと同時に、彼女がここにおらず、これを満喫できないのは悲しいです。でも、彼女のスピリットがここにあるのを感じています」とコメントしている。

第62回グラミー賞の最優秀ロック・アルバムには、ブリング・ミー・ザ・ホライズン『amo』、ケイジ・ジ・エレファント『Social Cues』、クランベリーズ『In The End』、I Prevail『Trauma』、ライヴァル・サンズ『Feral Roots』の5作品がノミネートされている。授賞式は2020年1月26日に米ロサンゼルスで開催される。

Ako Suzuki

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