【イベントレポート】日本初開催!<KWC 2019>でカラオケ世界チャンピオン決定

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▲デュエット部門優勝:KATE DIONさんとCANDACE MILESさん、ソロ部門優勝:JENNY BALLさん

2019年11月27日から3日間にわたって、東京・神田明神ホールでカラオケ世界一を決める<KARAOKE WORLD CHAMPIONSHIPS(以下KWC) 2019>が開催された。KWCは世界各国のハイレベルなアマチュアシンガー達が歌とパフォーマンスでナンバーワンの座を競い合う国際的なカラオケ大会で、2003年にスタート。世界大会としては今年初めて、ここ日本で開催された。

◆優勝者 個別写真

今年10月には、日本代表を選出する<KWC JAPAN 2019 決勝>が同会場で行なわれ、全国予選の通過者や有名カラオケ大会優勝者など計21名の中から4名を選出。尾形裕二さん(34歳/大阪)、鈴木康太さん(30歳/埼玉)、チューバックアンジェラさん(19歳/東京)、宮本はなみさん(19歳/神奈川)が見事日本代表に選ばれ、今回の世界大会に出場した。

▲日本ファイナリスト:尾形裕二さん、宮本はなみさん、チューバックアンジェラさん

最終日となった11月29日には、まず<KWC 2016>のソロ部門と<KWC 2017>のデュエット部門で優勝した海蔵亮太がスペシャルゲストとして登場。現在もロングヒットを続けている名曲「愛のカタチ」を熱唱し、会場は感動に包まれた。

▲海蔵亮太

その後はファイナルラウンドまで勝ち残ったデュエット部門の6組と、ソロ部門12名がパフォーマンスを披露。今回は20カ国以上の国の代表者が参加している世界大会だけあって、選曲も、ファッションも、カメラや客席へのアピールの仕方もさまざまだ。それに応える観覧席も、各国の国旗やサイリウムを振りながらの応援で非常に盛り上がっていた。優勝者を決める世界大会でありながら、ここまで共に戦ってきた仲間へのリスペクトや、音楽という共通言語でひとつになったピースフルなムードに包まれていたのがとても印象的だった。

この日、和装のMichael Yelvingtonと共に艶やかな振袖姿でMCを務めたIsabelle Massaboが思わず何度も「これ、カラオケですよね!? すごい!」と口にしてしまうほどの圧倒的な歌とパフォーマンスが全て終わり、ステージには昨年の日本大会優勝者であり、フィンランドで開催された<KWC 2018>に出場した大場悠平さんが登場。「みんなの迫力がすご過ぎて、(自分は)歌っていないのに疲れちゃったくらい(笑)。この小さな空間に世界中の人が集まって、音楽を楽しんでいる。今年も、小さな平和の形を見ることができて泣きそうになりました。KWC最高です!」とコメントし、会場からは大きな拍手が寄せられていた。

別室での審査も終わり、ステージにはこれから手渡されるトロフィーなどがセッティングされた。MCの2人が登場し、まず告げられたのは来年の世界大会、つまり<KWC 2020>の開催地だ。世界各国の特徴的な自然や街並みをダイナミックに捉えた映像が流れ、発表された場所はカナダ! 出場者とともに来日していたカナダのスタッフが登壇し、開催国としての喜びや意気込みをスピーチ。また「この一週間、素晴らしい経験でした。来年の出場者を歓迎したい」と日本語で挨拶していた。続いて、<KWC 2018>のワールドチャンピオンMikkoが3曲披露。一瞬で耳を奪う歌の迫力、繊細さとダイナミクスを兼ね備えた表現力はさすがのひと言だった。

審査員長であるフィンランドの歌手Ulla Burger氏と日本の審査委員を務め、クリス・ハートからファレル・ウィリアムスまで幅広く手掛け、国際的な活躍を見せる音楽プロデューサーのJeff Miyahara氏のスピーチに続き、いよいよ優勝者の発表へ。デュエット部門はカナダ代表のKATE DIONさん(47歳)とCANDACE MILESさん(26歳) 、ソロ部門はイギリス代表のJENNY BALLさん(27歳)。名前が呼ばれるとそれぞれに全身で喜びの感情を表現しながら、トロフィーや記念のマイク、浮世絵などをプレゼンターから受け取っていた。その後は優勝者による歌唱が行なわれたのだが、デュエットではカラオケで一緒に歌を歌う喜びや楽しさが、またソロでは歌にかける情熱や夢を掴むためのパワーがステージから伝わってきて、改めてカラオケというカルチャーの間口の広さを実感。最後は会場にいる全員で「We Are The World」を合唱し、一体感に包まれた<KWC 2019>は「ARIGATO KARAOKE!」の元気なひと声で幕を閉じた。


取材・文◎山田邦子

<KARAOKE WORLD CHAMPIONSHIPS 2019>結果

【ソロ部門】
1位 イギリス代表 JENNY BALLさん(27歳・女性)
2位 カナダ代表 KATEY DAY-REICKさん(50歳・女性)
3位 インドネシア代表 OLIVIA RUTHさん(20歳・女性)

【デュエット部門】
1位 カナダ代表 CANDACE MILESさん(26歳・女性)、KATE DIONさん(47歳・女性)
2位 ブラジル代表 ALINE CUNHAさん(31歳・女性)、RAIROさん(23歳・男性)
3位 アメリカ代表 VALERISSEさん(48歳・女性)、ISHMAさん(26歳・男性)

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