【イベントレポート】全国からDAM★ともユーザーが集結、<DAM★とも祭り2019@東京>が大盛況

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2019年11月30日(土)東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて、<DAM★とも祭り2019@東京>が開催され、総勢25組の出場者とお客さんが4時間にわたりカラオケを楽しんで大いに盛り上がった。

このイベントは、毎年恒例となっている、全国のDAM★ともユーザーが主役のカラオケイベント。DAM★とも録音、動画で応募したDAM★とも会員が集まり、自慢の歌声とパフォーマンスを競うものだ。この日は、10月26日に阿倍野区民センターにて行なわれた大阪大会に続いての開催となり、全国各地からたくさんのDAM★ともユーザーが集結。会場となったヨシモト∞ホールは開演前から熱気に溢れていた。

■第1部オープニング
「DAM★とも祭り2019@東京、スタート!」の掛け声を合図に、総合MCのタケト、ゲストMCのガンバレルーヤ(まひる/よしこ)、8.6秒バズーカー(はまやねん/タナカシングル)が客席後方から登場。2年連続の登場となるまひるは、「去年は衝撃を受けました!」と昨年のイベントを振り返り(よしこは休養中のため不参加だった)、初登場となる8.6秒バズーカーは、カラオケに自分たちの歌「ラッスンゴレライ」が入っていることをアピール。なお、この日はYouTubeの配信も行なわれた。


▲左からタケト、ガンバレルーヤ、8.6秒バズーカー

■Aブロック
トップバッターを飾ったのは、4人組女性チーム“FKAA〜進撃の女人〜”さん。アニメ『進撃の巨人』の2期オープニング曲「Linked Horizon/心臓を捧げよ!」を披露した。センターに立つ女性はLinked Horizonの主宰・Revoばりにサングラスをかけて歌唱。「捧げよ! 捧げよ! 心臓を捧げよ!」と拳を上げると、観客もそれに応え、オープニングに相応しい熱気あるステージとなった。“ここあちさ”さんは、対照的に真っ白な衣装で「いきものがかり/気まぐれロマンティック」を可愛らしく歌い上げる。同じく白い衣装でステージに立った“かりん”さんは、「Ruppina/Free Will」を身振り手振りを交えて歌い、見事な歌唱力で客席からは自然に手拍子が起こった。2人組の“みっかめ”さんはお揃いの金髪のショートカット、赤と緑のシャツを着て「ヤバイTシャツ屋さん/ハッピーウェディング前ソング」をユーモアたっぷりの振り付きでパフォーマンス。元はバンド演奏曲だけに、とても新鮮に映った。

▲FKAA〜進撃の女人〜

▲ここあちさ

▲かりん

▲みっかめ

歌唱後は、MCがそれぞれの出演者にインタビュー。去年に続くトップバッターだったという“FKAA〜進撃の女人〜”さんのサングラスをかけたリーダーと8.6秒バズーカーが並び、1人ずつサングラスを順番に外していくと、タナカシングルの「しじみのような目」(タケト曰く)に爆笑。シンガーソングライターをやっているという“ここあちさ”さんは、2月にバースデーライブをやるとのこと。同じくシンガーソングライターの“かりん”さんは、オリジナル曲を作っているとのことで、アカペラで一節聴かせて拍手喝采となった。“みっかめ”さんは、ビジュアルが似ているまひるが並ぶと、まるで3人組ユニットのよう。そこによしこも加わるも、「よしこが加わると変」とタケトに突っ込まれ「クソが!」とお得意のフレーズを繰り出す一幕も。最後は曲の締めにやったオチをもう一度見せて、お笑い芸人顔負けの爆笑をかっさらった。

■Bブロック
5人組男女グループ“うたとも★まつり”さんは、今年の大ヒット曲「Official髭男dism/Pretender」をボーカルを分け合って歌唱。サビを合唱すると、会場全体に大人っぽいムードが漂った。なんと、よしこは聴きながら感動のあまり涙を流していた。中学1年生の“ミクミク★カノン”さんは、手拍子と共にノリノリで「UNISON SQUARE GARDEN/シュガーソングとビターステップ」を「みなさん、盛り上がってますか!?」と煽りながら歌って歓声を集め、ピンクのヘアが可愛らしい“木のひこ”さんが洋楽曲「Lady GaGa, Bradley Cooper/Shallow [シャロウ 〜「アリー/スター誕生」愛のうた]」で、プロ顔負けの歌声を聴かせると、観客がサイリウムを振ってコンサートさながらの雰囲気に。タケトが「レベル高すぎる!」と思わずつぶやくと、よしこは「うちのスナックにほしいわあ〜」と謎のスナックママ感を出して感心していた。男女2人組“はなねぎ”さんは「米津玄師/Lemon」をデュエット。これまた見事な歌声を聴かせた。本当に出場者のレベルが高くて驚かされるばかりだ。

▲うたとも★まつり

▲ミクミク★カノン

▲木のひこ

▲はなねぎ

歌唱後のコメントでは、「選りすぐりのメンバーで来た」という“うたとも★まつり”さんの男性メンバーによしこが「この後、抜け出して散歩行こ?」と逆ナンパするものの、「予定が詰まっているので……」とフラれてガックリ。 “ミクミク★カノン”さんは、今年6月30日に沖縄で行なわれた<うたの日コンサート2019 in 嘉手納>で1位を獲得、BEGINの演奏をバックに歌ったという本格派。「今日は声がガラガラで……」と謙遜するものの、中1でこの歌唱力はすごい。“木のひこ”さんは生まれ育ちがハワイとのことで、ネイティブな英語の発音に納得。“はなねぎ”さんの女性は、「緊張したけど、みなさんの応援があって歌えました」と感謝を述べた。男性は、なんと東大生でオペラをやっているそうで、「もののけ姫」を一節歌い、美声を響かせて客席をどよめかせた。

■ガンバレルーヤ飛び入りデュエットコーナー
ここで、ガンバルレーヤの2人が「レミオロメン/粉雪」を歌うことに。2人だけだと恥ずかしいとのことで、一緒に歌ってくれるお客さんを募り、男性1名とサンタのコスプレをした3人組の女性が立候補。賑やかなステージを繰り広げ、後半のサビではよしこが前に出てメンバーのバックアップを受けながら熱唱した。サンタのコスプレをした女性の1人は、去年のMVPの方だったようで、まひるとの再会を喜んでいた。


■Cブロック
赤レンジャー、青レンジャー、桃レンジャーのコスプレメンバーを擁する5人組“たいよう戦隊☆ゴレンジャー”さんは、「ささきいさお・堀江美都子・コロムビアゆりかご会/進め!ゴレンジャー」をカッコよく歌い上げてキメポーズ。男女コンビ“あやこだっちょ〜の”さんは、メロウヒップホップ「古内東子×KREVA/スロウビート」をスタイリッシュにデュエットして、会場におしゃれな雰囲気を充満させた。続いても男女コンビで“double-k”さん。客席から声援が多く飛ぶ人気ぶりで「会場のみなさん、盛り上がってますか!? まずは手拍子をお願いします!」と、ステージ慣れした様子で煽り、アクションを交えて「m.o.v.e(move)/Gamble Rumble」で盛り上げた。昨年も登場したというパンダのコスプレが大人気の“じきとP feat.富☆yu☆ミ”さんは、「みきとP/ロキ」を5人で歌って拍手を浴びていた。

▲たいよう戦隊☆ゴレンジャー

▲あやこだっちょ〜の

▲double-k

▲じきとP feat.富☆yu☆ミ

歌唱後のコメントでは、“たいよう戦隊☆ゴレンジャー”さんが、タケトの「今日は何の平和を守るために来たんですか?」との質問を無視して「たいよう戦隊☆ゴレンジャー!!」と連呼して大ウケ。“あやこだっちょ〜の”さんのだっちょさんは、次長課長・河本準一本人公認のそっくりさんとのことで、「おまえに食わせるタンメンはねぇ!」と物真似を披露。確かに似てる! そしてなんと、『NHKのど自慢』の地方予選を蹴っての参加ということで、拍手喝さいを受けていた。“double-k”さんのお2人は、ステージ上で結婚することを生報告。プロポーズを再現してみては?というタケトの提案に、客席からは「見たい!」とリクエストの声。お客さんが見届ける中、プロポーズをして幸せいっぱいのムードに包まれた。「“DAM★とも婚”が流行るかもしれない。ダムだったら水が絶対漏れないしね」とのタケトのコメントに、まわりのMC陣は「お上手ねえ〜!」と感心しきり。“じきとP feat.富☆yu☆ミ”さんのパンダは、右のアキレス腱を断裂しながらも無事生還して参加できたようで、「仕事中に切っちゃいました」とのコメントにMCが「パンダも仕事してるんですね(笑)」と返し、キャラ設定のユルさに笑いが起こっていた。

■飛び入り!チーム対抗 精密採点Aiのコーナー(ガンバレルーヤチーム VS 8.6秒バズーカーチーム)
イベント開始から約2時間近くが経過したところで、恒例の飛び入りコーナーへ。お客さんからチームと一緒に歌う人を4人募り、5人ずつのリレーで課題曲を歌い対決することに。使用されるのは、人を感動させる歌に「Ai感性ボーナス」がたくさんもらえるという新採点システム「精密採点Ai」だ。まずはガンバレルーヤチームが、「あいみょん/マリーゴールド」を披露。大画面に採点の様子が映し出され、「Ai感性」のバーが歌に合わせて揺れる様子も。チームワークを駆使して、「88.015点」を獲得した。一方の8.6秒バズーカーチームが歌ったのは、「スピッツ/優しいあの子」。男女混成チームで「89.893点」を獲得して勝利! 勝利した8.6秒バズーカーチームには、サイン入りのDAM★ともTシャツがプレゼントされた。ここで、第1部は終了。

▲ガンバレルーヤチーム

▲8.6秒バズーカーチーム

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