【イベントレポート】全国からDAM★ともユーザーが集結、<DAM★とも祭り2019@東京>が大盛況

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▲左からタケト、ガンバレルーヤ、トレンディエンジェル

■2部オープニング
休憩を挟んだ第2部は、8.6秒バズーカーに代わり、2年連続登場のトレンディエンジェル(たかし/斎藤司)がゲストMCに加わりスタートした。

■Dブロック
DAM★とも祭り常連の“電飾オペラ”さんが暗闇の中、ド派手な電飾衣装に身を包みステージに上がり「森山良子/さとうきび畑(ショート・ヴァージョン)」をオペラ調に歌い出すと、サイリウムが振られて、しっとりしたムードに。しかしステージにはギラギラの電飾おじさん。なんともシュールな光景が繰り広げられた。“Sisters Soul Jazzy”さんは、中近東風の民族衣装で、「FUNK THE PEANUTS rated “R”(FUNK THE PEANUTS)/ハイッ! ハイッ! ハイッ! ハイッ!」を、女性2人がFUNK THE PEANUTS(吉田美和と浦嶋りんこ)に扮し、ベースのぬいぐるみを持ったドリカム中村風の男性を従えて艶やかに歌い上げた。続いて、アニメ『けものフレンズ』よりサーバルのコスプレをした“ちびちゃ”さんが「どうぶつビスケッツ×PPP/ようこそジャパリパークへ」を飛び跳ねながら歌い楽しいステージを見せると、賑やかな5人組“ういろー&おこしーず”さんは「ラッツ&スター(シャネルズ)/街角トワイライト」をマイクスタンドを立てフォーメーションを組んで、コーラスを駆使しながら歌唱。MC陣も一緒に踊る盛り上がりに。

▲電飾オペラ

▲Sisters Soul Jazzy

▲ちびちゃ

▲ういろー&おこしーず

歌唱後のコメントでは、何度か出場している“電飾オペラ”さんは、改良してどんどん電飾が派手になっているようで、MC陣に「DAM★とも界の小林幸子」と称されていた。タケトによると、テレビ番組でマツコ・デラックスも絶賛していたそうだ。“Sisters Soul Jazzy”さんはDAM★ともで知り合った2人だということで、「すごく楽しかったです!」とステージの出来に満足そう。「今日、初めてベースを弾いたので」という男性は、「弾いてねえし歌ってねえだろ!」とタケトに激しく突っ込まれていた。アルバイトをしながら役者を目指しているという“ちびちゃ”さんは、楽しい歌で盛り上がっていたことを「どうでしたか、手ごたえは?」とMCに尋ねられると、何故か「そうでもなかった……」と繰り返し答えて笑わせた。“ういろー&おこしーず”さんは、名古屋と東京のメンバーから構成されているためなかなか練習ができなかったものの、DAM★とも動画を使うと離れていても合わせることができるとのことで、遠隔で2ヶ月前からカラオケで練習していたそうだ。

■Eブロック
“もねね”さんは、アニメ『涼宮ハルヒの憂鬱』より涼宮ハルヒのコスプレで「平野綾・茅原実里・後藤邑子(涼宮ハルヒ・長門有希・朝比奈みくる)/ハレ晴レユカイ」を元気いっぱいに歌って、客席は手拍子で後押し、MC席ではたかしがオタ芸を披露して「素晴らしかったですね〜たかしもハゲしく盛り上がってたし」(斎藤)「“ハゲハゲユカイ”でした」(たかし)。大人の男性、女性と女の子2人構成の家族で登場した“DA(ME) PUMP”さんは、「DA PUMP/ごきげんだぜっ! 〜Nothing But Something〜」をパフォーマンス。スタートからキレのあるダンスと、ISSAの声に似た男性のボーカルで歓声を集めた。続いては真逆のイメージの和装で、“くにこ”さんが「林あさ美/つんつん津軽」を歌唱。ポップな演歌に合わせてコブシを効かせて、大きなインパクトを残した。同じ和装でも、続く男女6人組“猫陽座”さんは「陰陽座/蒼き独眼」でラウドなサウンドに乗せた激しい歌いっぷりと創り込まれた様式美を見せた。

▲もねね

▲DA(ME) PUMP

▲くにこ

▲猫陽座

歌唱後のコメントでは、高校3年生の“もねね”さんは、大学進学が決まったそうで、MC陣から「ハレ晴れだねー!」と祝福された。“DA(ME) PUMP”さんは、男性の妹さんとその娘さん2人とのこと。2人も「すごく楽しかったです」と、笑顔を見せた。その4人の後に歌った“くにこ”さんは、DA PUMPが好きなので盛り上がってから歌に臨めたそうで「良い“つんつん”が出た」。トレンディエンジェルの2人も大盛り上がりだった“猫陽座”さんのメンバーはものまねが得意、ということで、男性メンバーがヤムチャ、アムロ、ヤムチャ、シャアの真似を次々と聞かせた後に、たかしが女性にビートたけし物真似をムチャ振り。すると女性は「ダンカン、バカヤロー!」と見事なしゃがれ声で真似てみせ、会場は大爆笑となった。さらに最後の女性もムチャ振りに応えてクレヨンしんちゃんの物真似をしてみせるなど、芸達者な6人であった。

■トレンディエンジェル飛び入りデュエットコーナー
トレンディエンジェル・斎藤と一緒に映画『アナと雪の女王』の「神田沙也加、津田英佑/とびら開けて」を歌うお客さんを客席から募集すると、歌う自信がないためか斎藤の人気なのか?まったく手が上がらず。ところが、しばらくして勇気を持ってステージに上がった女性は、かなり高い歌唱力で、斎藤との相性もバッチリ。ミュージカルさながらの素晴らしいデュエットとなった。最後は斎藤が「僕の毛根を抜いてくれ!」と歌詞をもじって語りかけるも、すぐさま「やだ!」とアドリブで対応してみせるなど、初めてのコンビとは思えないクオリティだった。


■Fブロック
出演者最年少の“ひなた”くんは、なんと幼稚園の年長さん。歌うのは、懐かしのドラマ『熱中時代(先生編)』の主題歌として大ヒット、現在は人気番組『世界一受けたい授業』のテーマ曲となっている「原田潤/ぼくの先生はフィーバー」。歌い出しで、その声量に会場からは一斉にどよめきと拍手が沸き起こった。大勢の前で1人で堂々と歌う度胸に感心してしまった。歌い終わると「マジですごい!」とMC陣も大興奮。女性3人組“Nova☆”さんは、テレビアニメ『PandoraHearts』オープニングテーマ「FictionJunction/Parallel Hearts」を歌唱。シックな衣装で独特のドラマティックな世界観を響かせてみせた。ステージに上がるときに多数の声援が上がった男女2人組“たけしゅみ”さんは、機長とCAのコスプレで「シシド・カフカ feat. 横山剣 with CRAZY KEN BAND/羽田ブルース」をデュエット。最後は機長がステージに紙吹雪を放った。サーバル、アライさん、フェネックのコスプレをした女子3人の“なまけものフレンズ”さんが、アニメ『けものフレンズ2』のオープニング曲「どうぶつビスケッツ×PPP/乗ってけ!ジャパリビート」でキュートかつパワフルにショーアップされたステージで楽しませると、この日ラストの出演者へ。男女7人組“【Hip!Happy!Shake!】”さんが「米米CLUB/Shake Hip!」で、本家・米米CLUBのエンターテインメントなライブを再現。コスプレばかりでなく歌声もカールスモーキー石井に似せていて、クオリティの高いパフォーマンスでトリを飾った。

▲ひなた

▲Nova☆

▲たけしゅみ

▲なまけものフレンズ

▲【Hip!Happy!Shake!】

歌唱後のコメントでは、“ひなた”くんに注目が集まる。「ひなたくん、曲は誰が決めたの?」の問いに、ひと言「ママ」と答え、会場中から「かわいい〜!」の声が上がった。将来は三浦大知のようになりたいそうだ。黒い衣装で統一された女性3人“Nova☆”さんは、「お客さんのみなさんが温かく応援してくれたので、楽しかったです」と、ホッとした様子。“たけしゅみ”さんは、“DAM★とも婚”をしてちょうど一周年のご夫婦だそうだ。旦那さんがMCに促されて曲中で見せたセクシーダンスを再現すると、奥さまは「最高です」と応えて仲睦まじい様子を見せた。“なまけものフレンズ”さんの3人は、「初めてこういう舞台に立たせてもらって、MCの方のノリもお客さんのノリも見ていたので、きっと盛り上げてくださっているんだろうなって思いながら歌いました」と、DAM★ともユーザーならではのコメント。大所帯の“【Hip!Happy!Shake!】”さんは、住んでるところもバラバラとのことで、今朝初めて全員で合わせたという。メンバーの女性は「斎藤さんのファン」とのことで握手を求められた斎藤は「今日唯一の斎藤ファンです(笑)」と自虐的なコメントで笑わせた。

■授賞式〜エンディング
以上で、すべてのパフォーマンスが終了。授賞式に先立ち登壇したDAM★とも総責任者の第一興商・コンシューマ事業推進部長小澤氏は、DAM★とも祭りのレベルが上がり熟成されつつあること、出場者、飛び入り参加したみなさんが素晴らしいイベントにしてくれたことに感謝。また、“DAM★とも婚”された方々へ祝福の言葉を述べた。

第1部から選ばれた「ガンバレルーヤ賞」は、芸人顔負けの盛り上げを見せた “みっかめ”さんが受賞。第2部から選出の「トレンディエンジェル賞」には、「より多くの人が、“DAM★とも婚”をするきっかけになれば」ということで、ご夫婦で出場した“たけしゅみ”さんが選ばれた。2組には店舗お食事券(1万円)とカラオケ BIG ECHOパスポートが贈られた。「まさか取ると思わなかった、この髪型にして良かったです!」(みっかめ)、「賞がもらえるなんて思っていませんでした。DAMで歌ってきてよかったです」(たけしゅみ)





いよいよ、MVPの発表。出場者25組の中から、MVPを獲得したのは、“DA(ME) PUMP”のみなさん。「歌って踊る圧倒的なパフォーマンスが決め手となった」と小澤氏。4人には、店舗お食事券(3万円分)、カラオケ BIG ECHOパスポート、 オリジナルBluetoothスピーカーが贈られた。受賞のコメントでは、男性が「まさか大賞をとれるなんて」と、この日ブームとなった(?)アムロの物真似で笑わせると、「ミスりまくったので獲れると思わなかった」と本当に驚いた様子。女の子はそれぞれ「嬉しいです、ありがとうございます」「優勝できると思わなかったので嬉しいです」と、初々しいコメント。2人のお母さんは、ISSAと同じ服を買って臨んだそうで、喜びもひとしおだったようだ。4人には、盛大な拍手が贈られた。



エンディングは、出場者、お客さんの中から、希望する人が全員ステージに上がって「Foorin/パプリカ」をみんなで大合唱。歌い終わると出場者全員で写真撮影をして、4時間にわたって大いに盛り上がった<DAM★とも祭り2019@東京>は大団円となった。


取材・文◎岡本貴之

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