【インタビュー】vivid undress、『混在ニューウェーブ』で念願のメジャーデビュー

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vivid undressが満を持してのメジャーデビュー。12月4日に1stアルバム『混在ニューウェーブ』をリリースした。ジャンルレスでテクニカル。凝ったアンサンブルで楽しませつつメロディはポップというところからブレない曲はどういうプロセスを経て生まれるのだろうか。その謎を解き明かしつつ、長年の夢であり目標だったデビューを果たしたばかりの5人にいまの心境を率直な言葉で語ってもらった。

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■「絶対にメジャーデビューする!」って決めていました

──今日(取材時)がまさにメジャーデビュー当日なので、みなさんがリアルタイムで感じている気持ちを教えてほしいんですが、デビューをこれまでの人生の喜びに例えたら?

syunn(B):僕は16才からバンドを始めて、18才で九州から上京したときにはメジャーデビューしたいと思っていたんです。まだ実感はそんなに湧いてきてないんですが、例えたら人生のターニングポイントが来たなって(笑)。

yu-ya(G):自分もsyunnと同じく高校生の頃からバンドをやっていて曲も作っていたので、「バンドしかないな」と思っていて。

──「これしかない」タイプですか?

yu-ya:(笑)ギターしかないんですよ。喜びを例えると……いままで「やった!」ということがなかったので例えられないですね。

syunn:不幸な人生(笑)。

tomoki(Dr):僕も漠然とではありますがメジャーは目指していた場所なので、嬉しいですね。今日もずっとTwitterでエゴサしてたんですけど、vivid undress関連の反応が追いきれないぐらい多くて「デビューしたんだな」って。これで親だったり、応援してくれた人たちにちゃんと報告できるなと思いました。

kiila(Vo):私は「いまの時代、メジャーデビューしても意味ないよ」ってまわりに言われ続けてきて、それでもデビューにこだわってきたんです。そしたら12月4日の0時ぴったりに友達から「おめでとう!」って連絡が来て、TwitterやInstagramも「おめでとう」のコメントで溢れていて、こんなに祝福されるのって誕生日以外になかったなって(笑)。

▲kiila(Vo)

──いまkiilaさんが言ってくれたように確かにメジャーとインディーズの境界線って昔よりなくなってきていますよね。それでも、こだわったのはもっと大きな会場でやりたいとか野心があったからでしょうか?

kiila:もちろんです。インディーズで知名度が上がっていくというよりもお茶の間だったり、いろいろな人たちに触れてもらえるバンドになりたいと思っていたので「絶対にメジャーデビューする!」って決めていました。

──rioさんの場合はどうでしょう?

rio(Key):kiilaちゃんが公式コメントで“『応援してきてよかった』と思ってもらえる、自慢のバンドになりたくてメジャーへ行くことを決意しました”って言っていたんですけど、まさに僕もそう思っていて、みんなが応援して良かったと誇りに思えるバンドになるためっていうのが大きいですね。

──では、メジャーデビューすることをいちばん最初に報告した人は?

kiila:私はまず弟にLINEで伝えて、あとは仲のいい従姉妹。親に言うと先走ってしまうので(笑)。

rio:そう、そう!

──嬉しさのあまり、親戚中に広まってしまう?

kiila:そうです。なので情報解禁ギリギリで知らせました。

rio:自分は家族にはひたすら隠してましたね。

kiila:rioさんは業務的にも責任感が強いから。

──セキュリティ担当ですか?(笑)。

rio:ずっと自主レーベルでやってきて、事務的なことやバンド運営を引き受けてきていたから「情報漏れたらどうしよう」っていう気持ちがあったんです。信頼のおける人から「最近バンドどう?」って連絡が来たら、「実はね」って話したりはしていました。

▲rio(Key)

syunn:俺は誰にも言ってなかったです。公式発表された情報で親も知ったんじゃないかと思います。過去に1回、デビューの話があったんですけど、そのときにガッカリさせちゃったっていうのがあって。でも、やっと今日こうしてデビューできたので良かったです。

──(笑)当日になってやっと安心できたんですか?

syunn:はい。昨日までは「ホントにデビューできるのか?」って(笑)。なので、これから報告します。

yu-ya:僕は父親に言いました。それ以外は伝えてないですね。

──お父様、応援してくれていたんですか?

yu-ya:はい。昔、バンドをやっていた父の影響でギターを始めたんです。小さい頃から井上陽水さんのライブビデオを見せてもらって、「楽器隊の人たちもすごいんだよ」って聞かされていました。

──じゃあ、喜ばれていたのでは?

yu-ya:「おめでとう! がんばっていこうね」って言われました。公式のTwitterで発表したときも最初にLINEが来ましたね。

kiila:良かったね。自慢の息子だね。

──お父様に拡散してもらいましょう(笑)。tomokiさんは?

tomoki:僕も父です。実家に帰ったときに直接話したんですけど、「それなりの話を持ち帰ってきたな」って言われました(笑)。

kiila:(笑)社長みたい。

tomoki:音楽をやるって言ったら「じゃあ、やってみろ」って。東京の音大に行くことを応援してくれたのも父なので。

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