エビ中、「アイドルって楽しい」を掲げたホールツアー完走

私立恵比寿中学が、全16公演に及ぶ秋冬の全国ホールワンマンツアー＜私立恵比寿中学ようこそ秋冬ホールツアー2019 〜世界のみなさんおめでとうアイドルって楽しい〜＞の最終公演を12月8日（日）に北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)にて開催した。

◆私立恵比寿中学 画像

このツアーでは、「アイドルって楽しい」をコンセプトに楽曲を披露してきた。世界の各大陸をモチーフにしたシーンチェンジの中で、メジャーデビュー曲「仮契約のシンデレラ」からスタート。ダンスパートを織り交ぜながら人気曲をふんだんに盛り込んだライヴは本編約2時間にわたり、10周年ならではの内容で、ツアー初演からファミリー（エビ中ファンの総称）にも好評を博してきた。

12月18日発売の6th full Album『playlist』に収録される新曲「ジャンプ」「ちがうの」「PANDORA」が追加された本公演では、「次のエビ中」も予感させる一つの集大成となった。本編終盤のインタールード「idol is fun」は、ツアーを通じて公演ごとに異なるメンバーがスタンドマイクで大物シンガーのようなマイクパフォーマンスを披露してきたが、最終日はエビ中唯一の初期メンバー真山りかが担当した。しかし、マイクを握った真山に対し他メンバーが不本意な表情を見せるとマイクの奪い合いになり、最終的には全員で会場を煽りあげるという、ファイナルならではの盛り上がりを見せた。

アンコールでは、グループのコンセプトを体現した楽曲「永遠に中学生」で締めくくられると、多幸感溢れる空間を作り上げ16公演の最後を飾った。また、終演後のMCではツアーを通じた思い出を振り返り、星名美怜が「青森パンツ事件」を突如披露した。ツアー滞在中のホテルでのうっかり話に会場からはファイナルとは思えないリラックスした笑いが起こるのも、エビ中ライヴならでは。

一転、真山りかと共に、「安本（彩花）がお休みの中で、どれだけ時間がかかるかは私たちもまだ正直わからないけど、彩花がまたいつでも帰ってこれるように待ち構えているので、6人のエビ中でまた札幌に戻ってきます」と、力強くコメントすると会場からはこの日一番大きな拍手が送られた。

グループは12月20日、21日にバンド編成によるアリーナ公演を幕張メッセ・イベントホールで、そして自身初となるカウントダウン・ライヴを12月31日にパシフィコ横浜で実施する。



◆『playlist』特設サイト　
◆私立恵比寿中学 オフィシャルサイト