オジー・オズボーン「自分にとってサージェント・ペパーズと思える作品はまだ作っていない」

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オジー・オズボーンは先月終わり、ソロ・キャリアの集大成、全ソロ・アルバムと未発表曲/デモを収録したボックス・セット『See You On The Other Side』をリリースしたが、これらの中でお気に入りのアルバムを問われても「まだ作っていない」と答えざるを得ないという。

◆オジー・オズボーン画像

米ラジオSiriusXMの番組で、ギタリストのビリー・モリソンと対談したオジーは、自身のカタログについてどう思うかと問われると、こう答えた。「自分が、これが“俺のサージェント・ペパーズ(・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド)”だと見なすような作品はまだリリースしていない。だから、どれがお気に入りのアルバムかって訊かれると、“まだ作ってない”って答えてる」

自身の作品は定期的に聴いており、その度に複雑な想いに駆られるという。「聴いてるよ。それで、“ああ、これを作ったときどこにいたか覚えてる”って思うんだ。良かったり悪かったり、悲しかったり嬉しかったりだ。どのアルバムでも、“なんで俺はちゃんと完成させなかったんだ?”って思う。何かが中途半端なんだ。“クソ”って思うよ」

どの曲に最もフラストレーションを感じるかとの質問には、セカンド・アルバム『Diary Of A Madman』(1981年)に収録した「S.A.T.O.」をあげた。

オジーは2020年初め、約10年ぶりとなるニュー・アルバム『ORDINARY MAN』を発表する。

Ako Suzuki
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