【ライブレポート】ファンキー加藤「みんなの笑顔が困っている人に手を差し伸べることになるんです」

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迎えた2日目。初日に続いて超満員の会場へ、オープニングアクトとして8princessが華を添える。続くニューロティカは軽快なトークを披露して、浅川を舞台にした「ポカポカ」で八王子への愛を歌った。

トークタイムではファンキー加藤の呼び込みで、シークレットイベントサポーターとしてダイスケはんが登場。ファンキー加藤やFUNKY MONKEY BABYSの楽曲名、DJケミカルの写真を巧みに織り交ぜ、ファンキー加藤をいじり倒しながら爆笑トークを展開しつつも、台風19号の被害や義援金の状況とともに、今回のチャリティーイベントのテーマである“八王子から八王子へ”“八王子から全国へ”という想いを語った。


彼はさらに、「もう報道はほとんどされていませんが、まだまだ支援を求めている方々はたくさんいらっしゃいます。それぞれの家に帰った時に、支援についてネットで調べてみるだけでも良いです。それぞれに、これなら出来ると思う事から始めてみませんか?」と、支援への関わりへ背中を押してくれるような話を届けてくれた。

そして、金廣真悟がグッドモーニングアメリカの名曲「餞の詩」を弾き語り、会場の涙を誘う。LITTLEは「10000%」でラップの格好良さというものをこれでもかというほど叩き込み、八王子への大きな想いを歌に託して、後輩のファンキー加藤へバトンを繋いだ。



2日間に渡るイベントの大トリを飾るべく、ファンキー加藤がステージに立つ。彼はど頭から飛ばし過ぎなんじゃないかと思うほどの勢いと気迫で「MUSIC MAGIC」「花」を披露。MCでは「みんなの笑顔が困っている人に手を差し伸べることになるんです。全国から来ていただいて本当にありがとうございます」と、台風19号からの復興への率直な想いと、支援に賛同して集まってくれたお礼を伝えた。最後は最新楽曲「希望のWooh」で明日への希望を会場に集まった全員で叫び、支援の輪を地元八王子から全国に発信した。


ファンキー加藤の「八王子から全国へ。ともに頑張っていこう」という言葉通り、ただただ音楽で背中を押すだけではなく、ボランティアや義援金の状況など、被災状況以外に伝わりにくい部分もしっかりと伝えた今回のイベント。彼らの想いは会場に集まった“八王子エイドファミリー”を通して、全国に発信される。


■<ファンキー加藤 ライブツアー“F”>

2020年
4月11日(土)静岡・Live House 浜松窓枠
4月18日(土)高知・高知X-pt.
4月19日(日)広島・SECOND CRUTCH
4月25日(土)兵庫・神戸VARIT.
4月26日(日)京都・KYOTO MUSE
5月9日(土)鹿児島・CAPARVO HALL
5月10日(日)福岡・DRUM LOGOS
5月16日(土)長野・松本Sound Hall a.C
5月17日(日)新潟・新潟Live Hall GOLDEN PIGS RED SATGE
5月23日(土)北海道・旭川CASINO DRIVE
5月24日(日)北海道・帯広 MEGA STONE
5月30日(土)岩手・盛岡CLUB CHANGE WAVE
5月31日(日)福島・Club SONIC iwaki
6月6日(土)茨城・水戸LIGHT HOUSE
6月7日(日)栃木・HEAVEN'S ROCK宇都宮VJ-2
6月13日(土)大阪・umedaTRAD
6月19日(金)東京・恵比寿LIQUIDROOM

チケット料金:スタンディング ¥4,800(税別)
※ドリンク代別(各ライブハウスに準ずる)
※4歳未満入場不可/4歳以上有料

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