オジー・オズボーン、70年代に彼を救った妻シャロンとの物語を描いたMV「見るのは辛い」

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オジー・オズボーンが今週(12月19日)、先月リリースした新曲「Under The Graveyard」のミュージック・ビデオを公開した。

◆「Under The Graveyard」MV

このビデオでは、70年代後半、ドラッグ、アルコール、セックスに溺れた生活から、後に妻となるシャロンにより救出されたエピソードを描いており、オジーは「正直言って、見るのは辛い」そうだ。

映像は、「彼が行方不明になり……、死んだと思われてた」と話すシャロンの姿で始まり、1979年ウエスト・ハリウッドで起きた出来事をバイオグラフィ映画の一部のように描いている。ジェシカ・バーデン演じる若きシャロンは最後に、「大変になるだろうことはわかってた。でも、一緒ならより強くなれるのもわかってた。私は決して彼を見捨てない」と、かすかに笑みを浮かべつつ話し、ラストに2人の結婚式の写真が映し出された。



オジーはこのミュージック・ビデオの公開にともない、こうコメントしている。「正直言って、俺にしてみればこれを見るのは辛い。俺の人生の最もダークな一時期に連れ戻されるわけだから。有難いことに、シャロンがそこにいてくれた。俺を拾い上げ、俺のことを信じてくれた。彼女が俺を全面的にサポートし、再構築するのを助けてくれたのはこれが初めてだった。でも、もちろん、最後ではなかった」

ビデオでは、俳優ヴァル・キルマーの息子ジャックがオジーを、ドラマ『このサイテーな世界の終わり』でブレイクしたジェシカ・バーデンがシャロンを演じ、元バソリーのドラマーで、今年、長編映画『ポーラー 狙われた暗殺者』が公開されたヨナス・アカーランドが監督した。

「Under The Graveyard」は、来年初めにリリース予定のオジーのニュー・アルバム『ORDINARY MAN』に収録。プロデューサーのアンドリュー・ワットがギター、ダフ・マッケイガンがベース、チャド・スミスがドラムをプレイしている。

シャロンは昨年、オジーとの出会いを映画にしようと計画していると話していた。

Ako Suzuki
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