キックを使わず切り開くテクノの未来形、バーカー来日

テクノの根底を覆す挑発的なトラックで唯一無二の輝きを放つ存在へと成長したアーティスト、サム・バーカーことバーカーが来日する。

現在のシーンを象徴するベルリンのクラブ“Berghain”と密接に連携しながら開催する＜Leisure System＞で、ダンスフロアの常識にとらわれない実験的なサウンドを推し進める革新者が渋谷Contactに登場する。

NE_Baumeckerとのコラボレーションで2枚のアルバムを含む一連の作品をOstgut Tonから発表しているバーカーは近年、音楽制作でも既存のルールをくつがえしながらオリジナルな音楽を生み出している。今年、各方面から幅広く賞賛を獲得した初のソロアルバム『Utility』で、ビートに頼ることなく、メロディアスな音使いでリズムを刻むことで躍動するグルーヴを実現。大いに話題を呼んだ大胆なサウンドが、この日のライブセットでも炸裂するに違いない。


このエキサイティングな年末の一夜に名を連ねるのは、 Sunn O)))のステファン・オマリーが主催するレーベル“Ideologic Organ”から今年アルバムを発表した3ピースバンド、空間現代だ。削ぎ落した精巧なミニマルパターンから繰り出される彼らのエレガントな陶酔体験に没頭してほしい。多彩なライブパフォーマンスとDJとともにContactのフロアをフル活用してお送りするこの夜は、音楽の新たな地平を垣間見せてくれるだろう。





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