デフ・レパード、コンサート・チケットの売れ行きが好調な今「新しい音楽はそれほど重要ではない」

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デフ・レパードが最後にスタジオ・アルバム(2015年発表の『Def Leppard』)をリリースしてから4年が経つが、ジョー・エリオット(Vo)は、バンドのいまの状態を見ると、新しい音楽はそれほど重要ではないと感じているという。

◆ジョー・エリオット画像

彼は、米ラジオSiriusXMの『Trunk Nation』にゲスト出演した際、こう話した。「ファン、メディア、あらゆるサイドから、俺らは新しい音楽を発表することに専念していないって批判されている。でも、俺らのキャリアのこの時期、それほど重要ではない。いま重要なのは……、イーグルスやフリートウッド・マックを見てみろ、キッスやエアロスミスもだ。人々は彼らのライブを観たいんだ。チケットの売り上げがそれを証明している。ニュー・アルバムを出しても、過去のアルバムほどは売れない」

「勘違いして欲しくない。俺らはそれでも新しい音楽を作ってる」が、2020年夏にモトリー・クルー、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツと開催するツアーのチケットが販売直後、70万枚以上売れたのを考慮すると「新しい音楽を作るのは最優先事項ではない」と続けた。

「俺らは曲を作ってる。アルバムを作りたいと思ってる。でも、レコード会社にこの時期までにって言われて作るんじゃない。時間があるとき、自分らのスピードで作る。でも、優先事項はファンの前でプレイすることだ。チケットの売れ行きが証明している。それが彼らの望んでいることだ」

デフ・レパード、モトリー・クルー、ポイズン、ジョーン・ジェット&ザ・ブラックハーツの共同ツアーは、6月21日から9月5日まで北米で開催。エリオットが言及したようにチケットの売れ行きが好調で、7公演が追加され、現時点、29公演が開催される予定。

Ako Suzuki



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