【レポート】Seiho、machìnaらがパフォーマンス、濃密なカルチャーが体験できた<CO:LABS LIVE>

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2019年12月21日(土)、表参道にほど近い「glo™ストア」4階のイベントスペースにて<CO:LABS LIVE>が行われた。<CO:LABS LIVE>は、カルチャーメディア「CO:LABS」が主催する、“新進気鋭のクリエイターたちがコラボし、最先端のインスピレーションとつながる”がテーマの定期的な完全招待制のイベントだ。





「デザイン」「ミュージック」「テクノロジー」「トラベル」などの領域を掛け合わせ、新しいパフォーマンスを生み出すことを目的としており、これまでにない「CO:LABS」ならではの独自のパーティとなっている。

会場にはドリンク類やフィンガーフードが所狭しと並び、イベントスペースは幻想的なカラーリングが施されている。入った瞬間、これからのパフォーマンスに否応なしに期待が高まる。幕間のDJにはDATSのMONJOE、MCにストリートボールなどで知られるMamushiが務めた。



▲Seiho

▲USUGROW


最初のパフォーマンスはイラストレーション、ペインティング、カリグラフィ作品を中心に製作するほか、ライヴペイント、他アーティストとのコラボレーション、立体作品の製作など活動の幅を広げているアーティスト「USUGROW」によるカリグラフィーと、音楽プロデューサー/DJとして活躍中のSeihoのDJプレイによるセッションだ。Seihoの縦横無尽な選曲をバックに120個のgloボックスを壁一面に敷き詰めキャンバスとしてUSUGROWが軽快にカリグラフィーのライブペイントを施していく。音楽家と書き手がいる、ただそれだけの空間に思えるが、SeihoとUSUGROW、このふたりの絶妙なマッチングが、この瞬間をダイナミックなものにしている……そんな感覚を覚えた。なお、ペイントが施されたボックスはイベント終了時、来場者にプレゼントされた。




▲machìna

▲MES

続いてのパフォーマンスは、オリジナルのレーザーアニメーションとライブテーピングを得意とするアーティストデュオ、MESによるレーザーアートと、作詞・作曲・アレンジまで自身で行うセルフプロデュースを行うエレクトロニックアーティストのmachìnaだ。今回はmachìnaがモジュールシンセサイザーによるライブ演奏を行い、MESが光で応えるという形。machìnaのアナログシンセならではの、暖かく、かつ太いサウンドにレーザーが一段と映える……この二組が生み出した、<CO:LABS LIVE>でしか見ることのできないグラマラスな空間となった。

およそ100名ほどが招待され、アーティストたちのコラボを楽しむ<CO:LABS LIVE>。今回のパフォーマンスを運良く観ることができたゲストたちは、次なるコラボの期待値が“上がってしまった”に違いない。3時間ほどの短い時間だが、今のカルチャーが濃密に詰まった、ここだけの贅沢な体験ができたと言っていいだろう。これを機会にぜひ「CO:LABS」をチェックしておいてほしい。

◆CO:LABS オフィシャルサイト
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