舞台でつながる日韓のエンターテインメント<H5×WIN=W1N 2man Live>

ツイート

2019年12月13日、新大久保Quarter Noteにて<H5×WIN=W1N 2man Live>が開催された。WIN=W1Nは、2019年1月に活動を開始したメンズダンスボーカルグループ。そして、H5は、東京で活動する韓国人メンズダンスボーカルグループだ。

2マンライブ開催のきっかけは、2019年9月に中野で上演された舞台『僕の兄貴はテディ・ベア』でそれぞれのメンバーが共演したこと。舞台を終え、音楽での共演となった。

19:00、WIN=W1Nのライブスタート。彼らのライブは2月に六本木で行われたファンミーティングを見ているが、約10か月を経てより音楽への思いやこの場所で輝くことへの強い気持ちを感じるステージだ。






後悔なんてないと歌う「SWAG OUT」から始まり、 「DAYBREAK」から「Rock That Bea」へ。ダンスも歌もラップも、ここでは終わらないという気迫を感じる。MCでは、H5と2マンができることを報告し、H5のファンはHappinessと呼ばれており、WIN=W1Nのファンはユリシスと呼んでいる。どちらも幸せを意味することから、この空間は幸せだらけだと語る。新大久保に合わせ韓国料理の話から、ギョウジャニンニクの話題に。ファンとの間で「美味しい」との会話をしながらアットホームな雰囲気で。そして、MCのあとは、しっとりとバラードへ。雨は降っていなけれど、雨を降っている想像して聴いてくださいとして「Raindrops」。そして「Talk to Me」へ。熱く盛り上げるだけでなく、優しく心を包んでくれる。何かを埋めるために人は毎日を生きていく。きっとその隙間をそっと埋めてくれる。

MCでは今後のスケジュールを語り、デビュー1年を記念して2020年1月24日に横浜ブロンテにて、<WIN=W1N1st Anniversary Special Event "We Walk On">を開催することを伝える。

WIN=W1Nの最後のパートは、「Psycho Breaker」と「We Walk On」大いに盛り上げH5へバトンをタッチする。





後半は、韓国で活動をしていた、HONEY、K、REN、DOHの4人のH5のステージへ。ダンスと歌が素晴らしいことはもちろん、お笑い要素をふんだんに取り入れたライブステージだ。リーダーのHONEYが、今日は何の日かを調べたら、ドイツの有名な詩人ハイネの誕生日だということで、メンバーが一人ずつ、愛について詩を作ることに。メンバーそれぞれのカラーが出る詩を読んだ。ここでも時には笑いを呼び、会場はずっと暖かい。HONEYはWIN=W1Nのメンバーから教えられた「エモい」という言葉を気に入ったようで何度か使うお茶目さも。






少し早いが季節に合わせH5のオリジナル曲「White Merry Xmas」を。日本語で歌われる歌は、粉雪が夢を見せてくれるとクリスマスの景色と心情を歌う明るいクリスマスソングだ。続く、元気をくれる「High Five!」は、ファンとの掛け合いで盛り上がる1曲。ラストはのバラードは、二人の絆は強いからどんな辛いときでも乗り越えられることを歌う「君とその先へ」。

H5のステージ後は、2組でのコラボステージ。コラボは、歌で聞かせる1曲とダンスを魅せる1曲で、約1時間半のステージを終えた。

舞台でつながった縁が、こうして音楽という別の面で、共にステージを作ることができる引き出しの多さを感じたライブだった。






寄稿:伊藤緑 http://www.midoriito.jp/

<WIN=W1N 1st Anniversary Special Event「We Walk On」>
2020年1月24日(金)
@横浜BRONTH
https://www.bronth.live
前売:2500円 当日:3500円(DRINK別)
OPEN 17:30 START 18:30
https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/01iyjh10p6ct7.html

<H5 K出演舞台「ビックリマン~ザ☆ステージ」>
12月24日~29日
@品川六行会ホール
https://ticket.rakuten.co.jp/features/bikkuri-man/
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス