己龍、ニューシングル「私塗レ」発売＆ツアー開催を発表

己龍が、シングル「花鳥風月」を手に11月中旬より行った＜全国単独巡業「花鳥風月」＞が、12月16日のTOKYO DOME CITY HALLで千秋楽を迎えた。

◆ライブ写真

12月16日は、己龍というバンドが生まれた日。例年、冬の単独巡業中の一環として東京以外で周年公演を行ない続けてきた己龍だったが、今年は12周年を迎える日に単独巡業の千秋楽公演が。だからと言って無理に周年を際立たせることなく、何時もの巡業の一環として千秋楽公演を捉えていた姿勢が、己龍らしさでもあった。


千秋楽公演では、新たな発表もなされた。己龍は、3月4日に通算23枚目となるシングル「私塗レ」を発売する。これまで「生きろ」という想いを根底に据えながら楽曲を生み出し続けてきた酒井参輝（G）が、「私塗レ」でテーマに選んだのは「自分自身」だという。


また、このシングル「私塗レ」を手に、新たな＜単独巡業「殊塗同帰」＞を3月7日より始める。千秋楽公演は5月2日のZepp DiverCity。昨今の己龍は、短い期間での巡業を繰り返すことで一公演一公演のモチベーションを高め続けている。もちろん、彼らの持ち味でもある「47都道府県ツアー」を軸に据えた長期巡業を辞めたわけではない。然るべき時期が訪れたら、己龍は新たな姿勢を示してゆく。そのための試金石として、初の帯広公演や久しぶりとなる島根公演も今回の巡業に組み込んできた。

他にも、1月11日には浜松窓枠で遠海准司（Dr）の生誕祭を。2月24日には、TSUTAYA O-EASTを舞台に酒井参輝の生誕祭の開催も決定している。

写真◎KEIKO TANABE
文◎長澤智典



◆己龍 オフィシャルサイト