【ライブレポート】タケヤキ翔×マイキによるラトゥラトゥが初ワンマン「あなたたちがいるからここに立ててる」

ツイート

タケヤキ翔×マイキによる音楽ユニット、ラトゥラトゥが自身初となるワンマンライブを12月28日(土)に東京・duo MUSIC EXCHANGEで行なった。

◆関連画像

ラトゥラトゥとは、YouTubeチャンネル登録者数140万人のトップクリエイターであるタケヤキ翔と、VJやギター・ベース、MIXまでこなし、TikTokで50万人フォロワーを誇るオールマイティーな音楽クリエイターとして活動するマイキが2019年3月に結成したばかりのボーカル×ドラムデュオ。9月に作詞・作曲やプロデュースを自分たちで手がけた1stシングル『神様の言うとおりに/絶命ロック』でCDデビューを果たし、2020年1月22日には1st EP『万華鏡エタニティ』のリリースも決まって注目を集める中、いよいよ初のライブ、しかもいきなりのワンマンに挑む。当日は物販も即完となり、満員の観客で埋め尽くされたduo MUSIC EXCHANGEのフロア。その人気の凄まじさがスタート前から伝わってくる。


そして、いよいよ開演の時。「万華鏡エタニティ」がSEとして鳴り響き、レーザー光が爛々と飛び交う中、スクリーンにはMVをはじめ、これまでのラトゥラトゥの軌跡が映し出される。やがて登場へのカウントダウンが始まり、0になったところで“時は満ちた”とばかりにマイキ、タケヤキ翔の順でステージイン。「最高の1日にしましょう!」というタケヤキの一声から「絶命ロック」のコールが告げられると、場内は早くも悲鳴にも似た大歓声だ。リリックムービーをバックに、タケヤキは妖艶な雰囲気たっぷりのハイトーンボイスで魅了し、マイキは華麗なスティックパフォーマンスで快調に飛ばす。自然と沸き上がるコール&レスポンス、ハンドクラップもいい感じ。さらに、デジタルサウンドがより大胆に入り混じる「アシメゴースト」と、オーディエンスに考える余裕を与えない怒涛のテンションでまずはアップチューン2曲が投下された。


「ようやく画面を飛び出してみんなに会うことができました。今夜はここ渋谷duoを日本でいちばん熱い空間にしましょう!」とタケヤキがあらためて挨拶したあとは、「マイキと出会ってラトゥラトゥを結成して、初めて2人で作った曲です」という紹介から、MVが170万回再生超えのデビュー曲「神様の言うとおりに」を念願の初披露。和のテイストを活かしつつもヘヴィかつダンサブルに聴かせる中毒性抜群のアレンジ、マイキの突き上げるビートに導かれ、歓喜する声とともにフロアの一体感はいっそう増す。そして、緩急を付けるように、さざ波の音がインサートされて始まった「赤い信号機」では一転。落ち着いた照明の下、季節感も漂わせながらしっとりと切ないトーンで歌が届けられた。


「赤い信号機」を終えて、ステージから捌ける2人。スクリーンにはラトゥラトゥおなじみのデスクトップ画面が投影されるなど、動画クリエイターらしく手の込んだ映像が流れていく。「俺たち、CD1枚しか出してないじゃん?」「新曲ばっかりだし、このままじゃお客さん満足してくれないよー」「炎上は嫌だ!」と自虐をかましたり、衣装チェンジの前フリVTR(タケヤキ翔の飼っている愛猫ユキちゃんもふいに登場)で笑わせたり、「次の曲がライブMVになります」という突然の予告で賑わせたりと、この間もしっかりお客さんを楽しませるあたりはさすがだった。

衣装チェンジを終えた2人がステージに戻ると、マイキのドラムソロから勢いよく「Yellow Voice」へ。「まだまだ盛り上がれますか? 俺の合図でみんな一斉にジャンプしてください!」とタケヤキが焚き付け、ハードでポップな味わいのある4つ打ちのリズム、カラフルに回るレーザーに合わせて、オーディエンスのタオル回しも加速する。続く「窓を染める黒い空」でもラトゥラトゥらしいバキバキのデジロックサウンドで圧倒。初ライブとはとても思えない堂々たるパフォーマンスで、タイトルどおり色彩豊かなオリジナル曲を畳みかけていった。

「ラトゥラトゥを結成して1年も経ってないのに、こんなに素晴らしい景色が見られるなんてすごく嬉しいです。この1年は僕にとって大きな変化があって、以前の事務所、以前の音楽活動……正直めちゃくちゃ悔しい思いをしてきました。音楽をやめようと思ったこともあります。でも、マイキと出会ってすべてが変わりました。いつもは照れくさくて言えないけど、本当に最高の相方です。マイキじゃなきゃダメなんです! あなたがいたからここに来られた、そしてあなたたちがいるからここに立ててる」

タケヤキが胸の内を素直にそう明かし、万感の思いを乗せて「限りなく青い月」で本編を締めたラトゥラトゥ。エンジン全開でドラムを叩くマイキを見つめて“巡り会えた この軌跡を描き続けたい”と歌うタケヤキの姿にファンも興奮が収まらない様子で、ラスサビでは会場から大合唱が巻き起こった。


アンコールでは今回のグッズのTシャツに着替えて再登場、「やり切ったね」とホッとした表情も見せた2人。また、マイキが「限りなく青い月」前にタケヤキが話したことにあらためて触れ、「(タケヤキに向かって)最高の相方です!」と仲のよさを窺わせる場面も。「びっくりしたのが、思ったより男性のお客さんがたくさん観に来てくれてるんですよね」とタケヤキが嬉しそうに話していたのも印象的だった。

グッズ紹介などひとしきり和やかなMCで楽しませ、ラストは2019年の締め括りとして、ラトゥラトゥの活動の始まりとなった“歌ってみた”動画をプレイバックするように、X JAPAN「紅」から米津玄師「Lemon」までのサビをノンストップで繋いだスペシャルな「【平成→令和】 J-POPメドレー」を披露。さらに、デビュー曲「神様の言うとおりに」を渾身の力でもう一度届けて、彼らの初ライブは大盛況で幕を閉じた。


新作1stミニアルバム『万華鏡エタニティ』の収録曲を満遍なく届け、オーディエンスを歓喜の渦に巻き込んだラトゥラトゥ。そんな彼らは1月に同作を引っさげたリリースイベントを東名阪で、3月13日(金)に2ndライブ<ラトゥラトゥ RPG LIVE ログイン TOKYO 2020>を新宿BLAZEで行なうことが決定している。そして、4月には2ndシングルもリリース予定。2020年も目の離せない活躍が続きそうだ。

撮影:釘野孝宏
取材・文:田山雄士

<セットリスト>

01.万華鏡エタニティ
02.絶命ロック
03.アシメゴースト
04.神様の言うとおりに
05.赤い信号機
06.Yellow Voice
07.窓を染める黒い空
08.限りなく青い月

En1.【平成→令和】 J-POPメドレー

おどるポンポコリン
innocent world
LOVE PHANTOM
A・RA・SHI
世界に一つだけの花
さくらんぼ
Wherever you are
Ultra Music Power
青春アミーゴ
ヘビーローテーション
Lemon

En2.神様の言うとおりに

<ラトゥラトゥ RPG LIVE ログイン TOKYO 2020>

日時:2020年3月13日(金) OPEN 18:00 / START 19:00
会場:東京・新宿BLAZE
料金:[一般]4,500円(税込) / [VIPチケット]10,000円(税込)
オフィシャル一次先行受付:2020年1月6日(月)まで
https://uuum.jp/posts/99811

「1st EP『万華鏡エタニティ』2020年1月22日リリース」
リード曲『限りなく青い月』

全曲トレーラー

<1st EP『万華鏡エタニティ』リリースイベント>

2020年1月18日(土)名古屋・HMV栄
2020年1月25日(土)東京・HMV&BOOKS SHIBUYA
2020年1月22日(水) 大阪・タワーレコード北花田店
この記事をツイート

この記事の関連情報