ジョーイ・クレイマー、エアロスミスに対する訴訟に敗訴

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エアロスミスのジョーイ・クレイマー(Ds)は、今週末行なわれるMusiCares Galaおよびグラミー授賞式でのパフォーマンスへの参加をエアロスミスのメンバーから拒否されたことに抗議し、彼らを訴えたが、裁判所はクレイマーに不利な判決を下した。

◆エアロスミス画像

米『NY Daily News』によると、マサチューセッツ州プリマス郡の上位裁判所の裁判官は水曜日(1月22日)、クレイマーは彼をプレイさせるよう他のメンバーに強制することはできないと判断したという。裁判官は、「原告は契約違反と権利侵害があったと提訴し、1月24日に開かれるMusiCares Galaと1月26日のグラミー賞でパフォーマンスできるよう差し止め命令を要請したが、両者の言い分、提出した書類を検討した結果、原告の暫定的差し止め命令の請求は退けられた」と話したそうだ。

『TMZ』によると、裁判官は、クレイマーが6ヶ月バンドとプレイしておらず、リハーサルの時間が欠乏していたことも考慮したという。

クレイマーは昨年春、肩を痛め、エアロスミスのライブ活動から離脱していた。彼によると、怪我が良くなり復帰しようとしたところ、バンド側から“適正なレベルでプレイできる”か証明するため“オーディション”を受けるよう要請され、その“オーディション”の結果、「十分なエネルギーがない」と、今月末行なわれるパフォーマンスへの参加を拒まれたという。

『TMZ』は、エアロスミスはこの判決に、家族間の問題と考えているためコメントするつもりはないと話したと伝えている。

Ako Suzuki
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