フェンダー、NAMMで最新デジタルアンプMustang LT50&GTX発表

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米カリフォルニア州アナハイムのNAMM 2020で数多くの新製品を発表しているFender Musical Instruments Corporation(以下フェンダー)。デジタルアンプカテゴリーでは、50Wモデルの「Mustang LT50」、新シリーズ「Mustang GTX」の50/100Wモデルが登場。また、「’64 Custom Princeton Reverb」のハンドワイヤードリイシューモデルがチューブアンプカテゴリーに追加された。

「Mustang LT50」と最新のデジタルアンプ「Mustang GTXシリーズ」は、歴代のフェンダーアンプトーンをはじめ数百通りものサウンドを1台で再現できる機能を搭載。Mustang GTXシリーズに加え、既存のMustang GTシリーズ、Mustang LTシリーズが対応する無償アプリ「Fender Tone」もv3.0にアップデート。新しいアンプトーンやエフェクトが追加されたことにより、より高度なサウンド設計とオペレーションが可能となった。


▲Mustang GTX50は12インチCelestion G12P80スピーカー、Mustang GTX100は12インチ Celestion G12FSD-100を搭載。ステレオエフェクトループ端子とステレオXLRライン出力を装備。

今回発表された「Mustang GTXシリーズ」は、Mustang GTシリーズの高品位のトーンや柔軟なプリセット機能、そしてWiFi、Bluetooth、ルーパーといったユーティリティ機能をすべて踏襲しながら、ステージ映えするルックスやキャビネット構造、搭載スピーカーなどをアップデートし、エフェクトやアンプトーンの増強、プリセットやグローバルEQ機能の追加、7ボタンフットスイッチへの対応など、より幅広いプレイの多様性に対応するスペックを備えた。50Wの「Mustang GTX50」と100Wの「Mustang GTX100」2モデルをラインナップ。「Fender Tone 3.0」と一緒に使うことで多彩なサウンド設計がシンプルに行える。


▲Mustang LT50

フレキシブルさと扱いやすさが定評のデジタルアンプ、Mustang LTシリーズには50W出力モデルとなる「Mustang LT50」が追加された。Mustang LT25の上位機種にあたり、高品位の12インチスピーカードライバーと多彩なアンプトーンやエフェクトをシンプルな操作で調整できるユーザーインターフェイスを搭載。バンド演奏での使用にも十分耐え得るパワーを備えている。Mac/PC版Fender Tone 3.0アプリを使って、プリセット管理やクラウド上のプリセットトライアル、ファームウェアアップデートなどを手軽に行える。


▲’64 Custom Princeton Reverb

チューブアンプカテゴリーには、「’64 Custom Princeton Reverb」がハンドワイヤードのリイシューモデルとして登場。「’64 Custom Princeton Reverb」は、発表から50年以上経た今なお世界中のライブパフォーマンスやスタジオで高い需要を誇るモデルだ。’64 Custom Deluxe Reverb、57 Custom Champ、’57 Custom Deluxe、そして’57 Custom Twinに並んで追加された本モデルは、⼀台⼀台丁寧にハンドワイヤリングされたスペックで2020年にそのタイムレスなクラシックフェンダートーンを蘇えらせる。
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