オジー・オズボーンの新作に参加したダフ・マッケイガン、曲作りの過程を語る

ツイート

友人、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのチャド・スミス(Ds)と共に、オジー・オズボーンのニュー・アルバム『ORDINARY MAN』の制作に参加したガンズ・アンド・ローゼズのダフ・マッケイガン(B)が、その経緯について語った。彼はプレイしているだけでなく、曲作りにも深く関与しているそうだ。

◆オジー・オズボーン画像

アメリカで放送されるスティーヴ・ジョーンズのラジオ番組『Jonesy’s Jukebox』にゲスト出演したマッケイガンは、オジーの新作に関し問われると、こう話した。「(プロデューサーでギタリストの)アンドリュー・ワットから電話があったんだ。土曜日だったと思う。僕はLAにいたんだ。彼から“来週の何日か、日中空いてる? オジーのアルバムのために曲を作らなきゃいけない。4日間あるんだ”って言われた。それで、アンドリューのスタジオへ行ったんだ」

「インスピレーションに溢れてた。アンドリュー・ワットとチャド、僕の3人で曲を一緒に作るのはこれが初めてだった。停滞気味になる可能性もあったけど、そうはならなかった。最初のリフができると、一緒にいた僕のテック、ミック・ボブが“知ってるだろうけど、オジーはザ・ビートルズが大好きだ。そこ(リフ)にザ・ビートルズの要素を入れたほうがいい”って言い出し、僕らはそういうアプローチをしたんだよ。4日間で9曲作った。エルトン・ジョンが参加したバラードの“Ordinary Man”もその1つだ。それに“Straight To Hell”も。4日で9曲作りレコーディングしたと思うよ。完璧だった」

オジーは、曲が完成後、スタジオへ招待されたという。「オジーはすごく気に入ってた。すぐに歌詞を書き始め、ヴォーカルを入れた」そうだ。

マッケイガンはまた、カバー・ソングをプレイする公演などで共演経験があるスミスについて、「彼はアグレッシブなドラマーで、僕らのスタイルはよく似ている。僕らは、リズム・セクションとして一緒にプレイするのが大好きなんだ」と話した。

オジーのニュー・アルバム『ORDINARY MAN』は2月21日にリリースされる。

オジーは今週、パーキンソン病を患っていることを公表し、音楽ファンのみならず多くの人たちに衝撃を与えた。彼はその後の反響について「みんな、お見舞いの言葉を本当にありがとう。俺にとってはそれが全てだ」と、感謝の言葉をつぶやいている。



Ako Suzuki
この記事をツイート

この記事の関連情報

*

TREND BOX

編集部おすすめ

ARTIST RANKING

アーティストランキング

FEATURE / SERVICE

特集・サービス