【レポート】大橋・藤原(なにわ男子)×末澤・草間(Aぇ! group)、ドタバタ即興芝居に挑戦

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▲左から草間リチャード敬太(Aぇ! group)、藤原丈一郎(なにわ男子)、大橋和也(なにわ男子)、末澤誠也(Aぇ! group)

なにわ男子の大橋和也・藤原丈一郎、Aぇ! groupの末澤誠也・草間リチャード敬太による4人芝居<青木さん家の奥さん>が本日1月22日、東京・東京グローブ座にて初日を迎えた。

◆会見画像

酒屋を舞台にした<青木さん家の奥さん>は、配達を巡って巻き起こる店員たちのドタバタ劇を描いた作品。設定だけが決められており、あとはすべて役者たちのアドリブで構成された即興芝居だ。1990年に劇団・南河内万歳一座の番外公演としてタイニイアリスにて誕生し、即興芝居の金字塔的作品として劇団公演以外でも様々なユニットによって繰り返し上演されており、2002年1月にはバラエティ番組『少年タイヤ』で大野智、相葉雅紀、櫻井翔が、翌2月の舞台上演にて大野、横山裕が挑戦している。

2020年バージョンとなる今回、関西ジャニーズJr.の2つのユニットから出演者が選ばれた。何が起こるかは幕が開くまで誰にもわからないこの4人芝居の演出は、2002年の舞台版に出演した横山が担当した。

初日公演の上演前には、公開ゲネプロと囲み取材が行なわれた。ゲネプロを終えた感想として、末澤は「アドリブがほとんどなので、そこを僕らも楽しみながら、観てる人たちもどこからがアドリブでどこからがセリフなのか楽しんでもらいながら観てもらえたらなと思います」とコメント。藤原は、台本に書かれたセリフの半分が「○×△※」などの記号だったため、「どうしたらいいの?」とはじめは不安になったそうだが、18年前に本舞台を経験した横山の助言のもと、稽古に取り組んだと明かした。

取材者から、横山がこっそりゲネプロを観ていたことが伝えられると、「えっ?」「嘘でしょ?」「今日来れへんって言ってた」「横山くん、そういうとこあるねん!」と4人とも驚愕。ゲネプロの直前に横山と電話をして、前日の通し稽古の際のアドバイスと励ましの言葉をもらったばかりだったそうで、先輩の粋な計らいに「かっけぇ!」とはしゃいでいた。

通し稽古でのエピソードを尋ねられた大橋は、横山から「お年玉もらいました」とニコニコ。「まずそれなん!?」とツッコミが入りつつも、実はみんなでせびり取ったと草間が白状して報道陣を笑わせた。


また、同じジャニーズ事務所からSixTONESとSnow Manが本日デビューしたことに話題がおよび、「刺激を受けますか?」と質問されると、末澤が「そうですね。同世代でもありますし、(向井)康二もがんばってますしね、僕たちも負けずにがんばらないとなと思いますね」と決意を示す(※向井は関西ジャニーズJr.として活動を開始し、Snow Manとしてデビュー)。

藤原は、1月に行なったなにわ男子による関西ジャニーズJr.として初の大阪・京セラドーム大阪公演を向井が観覧していたというエピソードに触れ、「康二の成長してきた感じ、雰囲気とかも違ったし、デビューする人ってこんなに自信に満ち溢れてるんだなって思った」と胸の内を語り、「正直ちょっと悔しい気持ちもありますけども、僕らは<青木さん家>もありますんで、ジャニーズ自体すごい盛り上がってるっていう意味も込めて、今日はいい日になるんじゃないかなと思います」と述べた。

<青木さん家の奥さん>東京公演は2月2日まで。大阪公演は2月13日〜2月19日まで大阪・サンケイホールブリーゼにて上演される。


■演出・横山裕 コメント

2002年に大野智主演の「青木さん家の奥さん」に出演させていただき、今回は“演出”という形で18年ぶりにこの舞台に関わることができ、感慨深い気持ちでいっぱいです。
これからの成長を期待している関西ジャニーズJr.の4人をどう魅せるか、どう個性を活かせるか、まだ見たことない彼らの顔をどうやったら引き出せるか、、、とずっと考えてきました。
観に来てくださるお客さまには、どこが台本で、どこからがアドリブなのかを見極めながら未来ある4人の若者の才能をぜひ楽しんでいただけると嬉しいです。
p.s. 本当に稽古時間が短かったです。

<青木さん家の奥さん>

2020年
1月22日(水)〜2月2日(日)東京・東京グローブ座
2月13日(木)〜2月19日(水)大阪・サンケイホールブリーゼ

作:内藤裕敬
演出:横山裕
出演:大橋和也・藤原丈一郎(なにわ男子)/末澤誠也・草間リチャード敬太(Aぇ! group)
制作協力:ジャニーズ事務所
主催・企画製作:東京グローブ座

[あらすじ]
とある酒屋の倉庫で新入りのバイトがひとり、黙々とジャガイモの芽を取っている。そこへ次々と先輩がやって来て、青木さん家の配達伝票をめぐる争いが始まった。どうやら青木さん家には、先輩たちが憧れるステキな奥さんがいるらしい。
すると、争いを見ていた新入りのバイトが言った。
「僕も配達に行きたいです!」
そこから始まる、先輩たちによる理不尽な特訓。果たして無事に青木さん家に配達に行くことができるのか…。あるのは基本設定だけ、あとはすべて役者達のアドリブで構成される舞台上は、何でもあり!何が起こるかわからない!
一瞬たりとも気が抜けない、緊張の連続の舞台が幕を開ける!
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