【レポート】<JFL presents LIVE FOR THE NEXT>福岡公演でAI、iri、ひらりが共演

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▲撮影◎Shinichi Hiwatashi

AIをメインアクトに迎え、全国5か所で開催されるライブイベント<JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティー>が1月26日(日)、福岡・Zepp Fukuoka公演からスタートした。

◆<JFL presents LIVE FOR THE NEXT>福岡公演 写真

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札幌FM NORTH WAVE、東京J-WAVE、名古屋ZIP-FM、大阪FM802、そして福岡CROSS FMという全国のFM5局から構成されたJFL(JAPAN FM LEAGUE)。その共同企画として、「次の時代に伝えたい音楽、次にブレイクするアーティストを見てもらいたい」という思いから、「JFL presents FOR THE NEXT」が2013年にスタートした。その一環としてJFL5局がコラボしてお届けするのが、音楽イベント<JFL presents LIVE FOR THE NEXT>。今年はAIをメインアクトに迎え開催。ここでは、1月26日(日)に行われた福岡公演の模様をレポートする。

CROSS FMの人気ナビゲーター・MASAKIの紹介で、この夜のオープニングアクトを務めたのはひらり。このライブのためにオーディションを勝ち抜いた彼女のしなやかな歌声が、会場となったZepp Fukuokaを包み込む。「恋桜」「ラブソング」と2曲連続で披露したバラードで、愛する人への儚い思いを紡いだ。決して派手さはないが確実に聴く人の心に浸透していく。

「こんばんわ、ひらりです。楽しんでいますか?」というMCには若干の緊張感が漂っていたが、「バラードが続いたのでノリノリの曲で」とラストソング「晴れるや」につなぐ。それまではオケも使っていが、この曲はキーボードと彼女の声だけで表現。アップテンポなメロディに、詰めかけたオーディエンスから自然と手拍子がわき起こる。そんななか、楽しげに歌うひらり。しっとりと歌い上げるバラードもいいが、ポップな曲にも彼女のしなやかな歌声が合う。オープニングアクトという重責をしっかりと果たして彼女はステージを降りた。


▲撮影◎Kouji Oota

続いてステージに姿を現したのは、CROSS FM がヘビーローテーションにも起用し、猛プッシュしてきたiri。彼女が1曲目に選んだのは「ナイトグルーヴ」。体に響く圧のドラムとベース、アクセント的に入るシンセサイザーのフレーズ。そして、彼女のロートーンボイス。印象的なフレーズのループが会場を満たしていくと同時に、圧倒的なグルーヴがそこに生まれ、オーディエンスの体が横に揺れていく。続く「半疑じゃない」では、詩的な美しさを持つ言葉を選びながらも、そこにはしっかりとしたメッセージを込めている。会場は完全に彼女の世界へと変わった。

MCではこの日のメインアクトであるAIについて語る。実は彼女、初めて買った日本人女性シンガーのアルバムがAIであり、ライブの出待ちをしたこともあるという。「(憧れの人と同じステージに立つという)夢が叶った。特別な日になった」と感激した様子で、その気持ちを会場のファンに伝える。そして、1月22日(水)にリリースされたばかりの「24-25」を含む3曲へ。今のリアルな葛藤を描いた「24-25」は、誰もが感じるようなもどかしさ、それを乗り越えるためのパワーに満ちている。2回目のMCを挟んで「Only One」「rhythm」を歌い、今宵のバトンをメインアクトのAIへとつないだ。

バンドメンバーに続き、シンガー3人を従えていよいよAIが登場。2階席のオーディエンスも立って彼女を迎える。オープニング曲「Welcome To My City」から6曲連続でまさに一気呵成に会場をAIの世界へと引き込む。その間の「Killing Me Softly With His Song」では本場のシンガー顔負けの歌声を披露し、さらに「Billie Jean」ではムーンウォークなどのダンスでオーディエンスを盛り上げる。そのパワーたるや圧巻。


▲撮影◎Kouji Oota

MCで一息つきながらも、最前列にいた3人の子どもを持つというママをステージに上げて「ママへ」をプレゼントするサプライズへ。ステージ中央の椅子に座り、一時主役となったママは、AIたちから捧げられた歌声に涙する。その光景にオーディエンスももらい泣き。

そして、今年の<JFL presents FOR THE NEXT>のテーマソングである「Baby You Can Cry」を熱唱する。ゴスペルや愛するアーティストへのリスペクトを込め、安室奈美恵の「Baby Don’t Cry」をサンプリングしたAIの最新曲。友への思いや人とのつながりをAIらしい言葉で表現している。この曲から「LAST WORDS(最終宣告)」や「Wavin’ Flag」などの懐かしい曲、名曲「Story」、そして映画『AI崩壊』の主題歌であり最新シングルとなる「僕らを待つ場所」など8曲を怒涛の勢いで歌う。本編ラストは彼女の音楽への向き合い方を綴った「Music Is My Life」でステージを去る。

すぐさまアンコールの声がオーディエンスから上がる。アンコールの「VOICE」でバンドメンバーを紹介し、この夜を締めくくったのは「誰もがまだか?」と待っていた「ハピネス」。聴いた人の笑顔をつなぎ、優しい気持ちにさせてくれる。このイベントツアーにふさわしい曲を歌い、「ありがとう!」の言葉を残してAIはステージを降りた。


▲撮影◎Shinichi Hiwatashi

3人のディーバがそれぞれのカラーで彩った今宵のステージ。音楽が、歌が持つパワー、そして時代を超えて伝えていきたいものを教えてくれたライブだった。<JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティー>はこの後、大阪、名古屋、札幌と続き、東京でファイナルを迎える。AIをメインアクトにして作り出されるこの幸せな空間と時間を、ぜひ体験してほしい。


▲撮影◎Kouji Oota

取材・文◎荒木英喜
写真◎Shinichi Hiwatashi/Kouji Oota

■<JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティー>

※終了公演は割愛
【大阪公演】
2020年2月1日(土)16:00開場/17:00開演
会場:大阪・Zepp Namba(OSAKA)
出演:AI、ビッケブランカ
チケット:1F スタンディング 6,000円/2F 指定席 6,500円
[問]キョードーインフォメーション 0570-200-888

【名古屋公演】
2020年2月2日(日)16:00開場/17:00開演
会場:愛知・Zepp Nagoya
出演:AI、ベリーグッドマン
チケット:1F スタンディング 6,000 円/2F 指定席 6,500 円
[問]サンデーフォークプロモーション 052-320-9100

【札幌公演】
2020年2月16日(日)16:00開場/17:00開演
会場:北海道・Zepp Sapporo
出演:AI、SIRUP
チケット:1F スタンディング 6,000円/2F 指定席 6,500円
[問]WESS 011-614-9999

【東京公演】
2020年2月23日(日)16:00開場/17:00開演
会場:東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
出演:AI、TENDRE
チケット:1Fスタンディング 6,000円/2F指定席 6,500円
[問]キョードー東京 0570-550-799

※料金は税込。各地、入場時にドリンク代を別途お支払い頂きます

◆<JFL presents LIVE FOR THE NEXT supported by 日本セーフティー> オフィシャルサイト
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