T-BOLAN、『GTO』鬼塚英吉の原点を描いたドラマのテーマ曲を自身初書き下ろし

T-BOLANが、2月28日より配信されるAmazon Prime Videoオリジナルドラマ『湘南純愛組！』のオープニングテーマおよび主題歌を書き下ろしたことが明らかとなった。ドラマのみならず全タイアップを通じても書き下ろしは自身初となる。

◆T-BOLAN 画像

『湘南純愛組！』は少年マガジン連載の青春ヤンキー漫画の金字塔であり、累計4500万部を発行。『GTO』の鬼塚英吉の原点を描いた1990年代の伝説的漫画だ。オープニングテーマは同ドラマのために書き下ろした新曲「俺たちのストーリー」、主題歌には「My life is My way 2020」が起用される。森友嵐士(Vo)は今回のタイアップについて以下のようにコメントしている。

「実はタイアップ先行で楽曲制作をしたのは、1990年代を通してこの曲が初めてなんです。
　制作中の映像や台本を見せていただいたことで、ドラマのメッセージ性を感じる事ができ、楽曲のイメージやアレンジの方向性の決定がしやすかったですね。歌詞の世界観もドラマに表現されてるメッセージに重ね合わせる事ができればなと、キーワードや、メッセージをイメージして制作させてもらいました。
　ドラマをご覧になられた方々に、“あぁ、こんな気持ち、大事にしていたな”なんて10代の頃の心模様を思い出してもらえたらなと思います。『青春』とは年齢のことを言うのではなく、心のあり様を表すものですからね（笑）」──森友嵐士(Vo)

同ドラマではオープニング曲と主題歌のみならず、挿入歌でもT-BOLANの名曲が多数使用されることも決定している。このタッグが実現したのは、ドラマのチーフプロデューサーが2019年6月15日のT-BOLANのツアーファイナルを観覧したことがきっかけ。「離したくはない」「Bye For Now」「マリア」など色褪せぬ楽曲はもとより、1990年代と変わらぬメンバー4人の姿にチーフプロデューサーが感銘を受け、後日、内田英治監督に提案したそうだ。

オファーを受けた森友嵐士も、その熱意に楽曲提供を快諾。楽曲制作は互いにキャッチボールを重ね、「俺たちのストーリー」「My life is My way 2020」が完成した。「俺たちのストーリー」は1990年代をオマージュして制作された新たな試みのアッパーチューン。一方の「My life is My way 2020」は、これまで多くのライブ本編ラストを飾ってきたアップテンポから一転、壮大なバラードに仕上がっている。これら2曲は、すでにリリースが発表されているLIVE DVD『T-BOLAN 30th Anniversary LIVE Tour「the Best」～励～』の特典ボーナスCDに収録される予定だ。

さらに新曲は2月8日、埼玉県羽生産業文化ホールからスタートする全23公演の全国ツアー＜T-BOLAN LIVE HEAVEN 2020『the Best』～繋～＞でライブ披露されるとのこと。以下に、内田英治監督および森友嵐士による楽曲に関するコメントをお届けしたい。

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▼内田英治脚本・総監督
「“「離したくはない」を使うんですか！ 本当ですか！”と、これは『湘南純愛組』× T-BOLANという夢のコラボレーションが決まった瞬間の英吉役・寛一郎くんの興奮。
　もちろんド真ん中の僕世代も、そして1990年代生まれも、誰もが聴くだけで興奮する曲のオンパレード。純愛組のための書き下ろしていただいた新曲「俺たちのストーリー」も最強！」

▼森友嵐士
「10代の頃、自分を探して必死でもがいてた心、譲れないたったひとつの答え、夢中で追いかけた恋心、駆け引きのない友情、純粋で本気だからこそぶつかり合うエネルギー、書き下ろしの新曲「俺たちのストーリー」にはそんな思いたちを詰め込みました。
　テーマソングにと提案させてもらった楽曲は、がむしゃらに夢を追いかける自身の「俺たちのストーリー」です。バージョンをスローにした分、歌詞の世界観、言霊をより感じてもらえたらと思います。
“誰かを信じて、自分を信じた　うまくいかない事ばかりでもない My Life is My Way”」

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