ジェフ・バックリィの『Grace』、25周年を記念し初のオリジナル1CDでの廉価盤発売

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ジェフ・バックリィのデビュー・アルバム『Grace』(グレース)発売25周年を記念し、初のオリジナル1CDでの廉価盤が本日1月29日(水)に発売された。

◆アルバム『Grace』画像

90年代を代表するロックの名盤『Grace』は、これまで、未発音源や映像などを収めた豪華な『レガシー・エディション』(2004年)などの再発はあったが、オリジナル盤と同様の1CDかつ『レガシー・エディション』で採用されたリマスター盤での廉価盤リシューは、これが初めて。



また、本アルバム収録曲中もっとも人気が高い名演「Hallelujah」(ハレルヤ)が、2月21日公開の映画『R e d』で劇中歌としてフィーチャーされている。この楽曲をどうしても最重要シーンで使いたい、と切望したという監督の三島有紀子から、その思いを綴ったコメントが届いた。

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『Grace』のアルバムを見つけたのは、インディーズ映画の先輩の部屋で。ジェフ・バックリィの歌声とギターの残響に心奪われ、私は独り膝を抱えて何度も聴いた。その直後にジェフ・バックリィはこの世からはいなくなったが、中でも「Hallelujah」は精霊のように儚げに私に寄り添い、いつまでも力強く〝純度〟を問いかけた。
監督作の映画『R e d』の存在には、彼の“Hallelujah”が必要だった。主人公の女(夏帆)にとっての宿命の男(妻夫木聡)を、私にとっての“Hallelujah”のような存在にしたかったからだ。崇高であるがゆえに孤独で、その声は吐息のようだが確信に満ち、絶望と希望を行き来しながら本質を問うて来る。そして、かつてこの音楽を聴いていた二人という設定にして、再び耳にしてしまった二人はどれだけ孤独を感じるのだろうと見てみたかった。二人の愛の行く先に何が見えるのか。それは、みなさまの目で確かめてもらえたら幸いだ。
“愛は冷たく脆い。だからこそ愛する者は救いを求め、すべての吐息で神を讃えるのだ。ハレルヤ”と。

── 三島有紀子(映画監督)

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■ジェフ・バックリィ『グレース』

SICP 6247 ¥1,800+税
1月29日(水)発売
発売元:ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル

■映画『R e d』

2/21(金)新宿バルト9ほか全国ロードショー

出演:夏帆 妻夫木聡 柄本 佑 間宮祥太朗
監督:三島有紀子
原作:島本理生『R e d』(中公文庫)
脚本:池田千尋 三島有紀子
音楽:田中拓人
配給:日活

(c)2020『R e d』製作委員会
https://redmovie.jp/

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