ポール・マッカートニー、育った家への再訪、乗り気ではなかった

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ポール・マッカートニーは、2018年に放送された、車の中でトーク&カラオケを繰り広げる『Carpool Karaoke』に出演した際、少年時代に暮らしていた家(リバプール 20 Forthlin Road)を訪問したが、彼は当初、この案に乗り気ではなかったそうだ。

◆『Carpool Karaoke』動画

司会者のジェイムス・コーデンは『The New Yorker』誌のインタビューで、撮影日の朝、マッカートニーから昔の家の中には入りたくないと言われたと明かした。「彼は“20歳のとき、あそこを出てから行ったことないんだ。妙な気分だ”って言ってた。僕は、“ポール、今日のあなたの仕事は楽しむってことだけだ。だから、あなたを居心地悪く感じさせるものはやらない”って答えた」

マッカートニーは、とにかく行くだけ行ってみようという提案に同意したため、家へ向かったものの、コーデンはここでマッカートニーがどういうリアクションをとるか不安だったという。「(家の)前に車を停めたとき、“ああ、暗号でも決めておけばよかった。彼が嫌そうな顔したらどうしよう”って思った」が、しかし、マッカートニーに「中に入ってみる?」と尋ねてみると、彼は「ああ、そうしよう」と答えたそうだ。

中に入ったマッカートニーは、そのような経緯があったとは全く感じさせず、家の中を案内し、思い出話を語っただけでなく、ピアノを弾き「When I’m Sixty-Four」を歌った。

マッカートニーはこの『Carpool Karaoke』のスペシャル・エピソードで故郷リバプールを周り、最後にパブでサプライズ・ギグを開いた。

Ako Suzuki

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