ジジ・マシン、アンビエントマスタピースと言える大作『Calypso』リリース

ヴェネチア出身の音楽家ジジ・マシンの最新作であり、アンビエントマスタピースと言える大作『Calypso』がリリースされる。

ギリシャ神話に登場するオジギア島と、その題材になったと言われる実在するガヴドス島（またの名はカリプソ）にインスパイアされている本作。きらめく海の情景が浮かぶ、圧巻の2枚組となる至高のアンビエントアルバムが完成した。なお日本限定盤だ。



「ガヴドス島では、どこに行っても刺激、恍惚、ミステリーを見つけることができ、海の中では全ての記憶が消し去られる。新しくもあり、古くもあるこの島には古来から流浪者が流れ着き、疫病が流行し、流血と絶望、孤立などの思念も残っている。そして、誰もが聖なる女神、カリプソの愛を求める」とマシンは言う。ジジ・マシンの故郷である水の都、ヴェネチアの美しい空と共通点も多いカリプソ。この島にインスパイアされた『Calypso』のサウンドは、一言で言うとエーゲ海を連想させる。どの曲を聴いても、この島に行ったような感覚になり、そこでギリシャの美しさ、きらめく海、絶景、強い日差しを味わったような感覚になる。

しかし、このアルバムは単なる美しいサウンドの作品ではなく『Calypso』は神々、女神、英雄たちに捧げられてあり、ギリシャ神話の美しさ、畏敬の念、ロマンス、冒険が表現されている。そして、この作品は、Music From Memoryからリリースされた再発盤や、ジョニー・ナッシュとヤング・マルコとのトリオであるGaussianCurveの新作がリリースされた後のジジ・マシンの音楽的進化を記録した作品でもある。着実にアーティストとしてのキャリアを積んできたマシンは、偉大なアーティストたちと肩を並べるときがやっと来たのかもしれない。」



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