ベルリンを代表する“偉大なテクノDJのひとり”マルセル・フェングラー

ベルリンの最重要クラブBerghainの最初期のレジデントDJにして、マルセル・デットマンなどの盟友と共に現代のテクノの興隆に大きな貢献を果たしてきたマルセル・フェングラー。

Resident Advisorも「ベルリンを代表する“偉大なテクノDJのひとり“」と評するトップアクトが2月23日の表参道VENTに三度目の降臨を果たす。

マルセル・フェングラーは、90年台にはDJを始め、幼馴染のデットマンと共にパーティをオーガナイズしていたという。それからは20年以上に渡って多才でダイナミックなDJスタイルに磨きをかけてきた。優れた直感力を発揮して、他には真似できない引き出しの多い音楽知識の中から幅広い音楽をプレイし、フェングラーにはダンスフロアの空気やエナジーを瞬時に変える力を持っているのだ。

DJだけでなくプロデューサーとしても、マルセル・フェングラーは印象的な驚きと多様性を披露する。かのアルヴァ・ノトもBerghainでのマルセル・フェングラーのプレイを体験して、インスピレーションを受けたというほどだ。彼にとってテクノは無限の情熱であり、アイデンティティの重要なパートでもある。一直線で単調なサウンドを作っているのではなく、情熱を語り表現する新しい方法を常に探求しているのだ。

強いビジョンを持っているからこそ、今日における最もエキサイティングなエレクロトロニックミュージックのアーティストとしてマルセル・フェングラーは活躍しているのだ。国際的に尊敬を集める“偉大なテクノDJのひとり“のパフォーマンスは今回も要注目だろう。



◆VENT オフィシャルサイト