走裕介、JR網走駅の一日駅長に

走裕介が2月11日（火・祝）、新曲「流氷列車」のタイトルにちなんで、出身地である北海道網走市のJR網走駅で一日駅長を務めた。

◆走裕介 MV、画像

走が網走駅長を務めるのは、デビュー作「流氷の駅」発売時の2009年4月以来、2度目となった。この日、走はJR北海道の制服、制帽に身を包み網走駅ホームに登場。網走駅長の大久保恵一氏より一日駅長の任命書を授与されると、「寒い中集まってくれて、ありがとうございます。新曲の発売前日に一日駅長を務めさせていただけるなんて、感謝感激です。大ヒットさせて年末の紅白歌合戦に出場したい」と挨拶し、網走駅に集まったファンや乗客約100人に笑顔を振りまいた。


また、走はその場で、新曲「流氷列車」と、カップリング曲「唇は赤き砂漠」を歌唱。2月の寒空の下、凛とした歌声を響かせた。折しもこの日、網走市の海岸には2020年となって初めて流氷が接岸。平年より9日遅れの「流氷接岸初日」を迎え、あたかも走の歌声が流氷を呼び寄せたかのようだった。

その後は、冬限定でオホーツク海沿岸を走る観光列車「流氷物語号」の出発の際の安全確認や出発進行の合図、乗客の見送りなど、駅長としての業務を行った。

取材陣から一日駅長について感想を求められると、走は「制服を着ると（気持ちが）シャキッとする」とコメント。また、新曲「流氷列車」については「1か月前からキャンペーンで歌っていますが、いい反応をいただいています。師匠の船村徹先生の墓前に紅白歌合戦出場の報告をしたい」と語った。

一日駅長を務めた後、走は今年初のワンマンコンサートのため、隣接する北見市の北見芸術文化ホールに移動。公演では「流氷列車」のほか、デビュー曲「流氷の駅」や、尾崎豊のカバー「I LOVE YOU」などを披露し、集まった約500人のファンを喜ばせた。

本日2月12日（水）にリリースされた「流氷列車」は、作詞を高田ひろお、作曲を佐瀬寿一という「およげ！たいやきくん」を制作したコンビが担当しており、北海道を舞台に、訳あって別れてしまった女を迎えに行く男の心情を、走が情感たっぷりに歌い上げている。




◆走裕介 オフィシャルサイト