フー・ファイターズ「アルバムの制作、終了した」

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Photo by Brantley Gutierrez

フー・ファイターズがニュー・アルバムの制作を終えたそうだ。

◆フー・ファイターズ画像

フロントマンのデイヴ・グロールは、『The Bill Simmons Podcast』にゲスト出演した際、「俺ら、アルバムの制作を終えたところだ」と報告した。「俺が25年間取り組んでたリフも収録される。そいつを初めてデモにしたのは、シアトルにあった俺の地下室でだ」という。

タイトル、リリース日等の詳細はまだ明かされていないが、フー・ファイターズのスタジオ・アルバムは2017年9月リリースの『Concrete And Gold』以来、通算10枚目となる。『Concrete And Gold』は、7枚目の『Wasting Light』(2011年)同様、全米/全英両チャートで1位を獲得した。

グロールはまた、ドキュメンタリーの制作に取り掛かっていることも明かした。ミュージシャンが初期に体験するバンに乗って旅するツアーに焦点を当てているそうだ。「ザ・ビートルズはバンでツアーをしてた。ガンズ・アンド・ローゼズ、メタリカ、U2もみんな、バンを持ってた。あの時期には何かある。映画はバン・ツアーの素晴らしい逸話ばかりを取り上げるわけじゃない。それをやろうと駆り立てる何かだ。どうして人は全てを手放し、仕事を辞め、あらゆるものを置いて、夢を追い続けるのか。成功するなんて保証はどこにもないのに。腹が減り、血を流し、体調崩し、ムカつく。喧嘩になったり、刑務所入ることだってある。それなのに、次のギグに向かうわけだ。みんな、同じような体験を持つ。それこそが、成功の鍵なんだろう」

グロールはLAにあるスタジオ、サウンド・シティのドキュメンタリー『Sound City』(2013年公開)で監督デビューした。ここでは、たくさんのミュージシャンを取材し、セッションも行なった。

Ako Suzuki
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