ジェニーハイ、初のワンマンツアーファイナル。BiSHアイナ、天竺鼠も登場

小籔千豊、くっきー！（野性爆弾）、川谷絵音、新垣隆、中嶋イッキュウ（tricot）からなる5人組バンド、ジェニーハイの初のライブツアー＜ジェニーハイ ONEMAN TOUR 2020「みんなのジェニー」＞が2月18日（火）、東京・Zepp DiverCity(TOKYO)でファイナルを迎えた。そのオフィシャルレポートをお届けする。

◆ジェニーハイ画像

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それぞれの方面で活躍中のメンバーは、多忙で中々スケジュールが合わずライブツアーを行ったのは初めて。2019年11月にリリースしたアルバム『ジェニーハイストーリー』もストリーミングを中心に好調の中で開催された今回のツアーは各所でチケットが即日ソールドアウト。ファイナルの東京ではなんとチケット応募倍率約10倍というプレミアムチケットとなった。

本ツアーでは各会場にゲスト芸人がサプライズ登場。大阪には“見取り図”、名古屋では“なかやまきんに君”、東京公演には“天竺鼠”が出演、開演時刻とともに登場すると会場では歓声が上がった。

サプライズで登場した天竺鼠の漫才が終わると、「ジェニーハイのテーマ」で自己紹介ラップをしながらジェニーハイのメンバーが登場。一人ひとり登場するたびに会場から大きな歓声があがり冒頭から大きな盛り上がりを見せる。







序盤はラップ曲からバンド演奏曲と次々と楽曲を披露していき、オーディエンスも手を揺らしながら徐々にヒートアップしていく。中盤には会場の客席から出てきたキーワードを基に即興で曲作りをするコーナーも。川谷絵音（G,Produce）が楽曲のコード進行やリズムを即興で作り、他のメンバーがそれに応えていく、中嶋イッキュウ（Vo）がキーワードを基にした歌詞で歌い出すが、そこにくっきー！（B）が乱入してくる、というメンバーに芸人がいるバンドならではの展開に爆笑を巻き起こしていた。

後半は、おなじみの代表曲で盛り上げながら新曲を披露するなど畳み掛け聴かせていく。終盤にアイナ・ジ・エンド（BiSH）をゲストに迎え「不便な可愛げ」を披露。結成して最初にリリースをした「片目で異常に恋してる」でライブ本編を締めくくった。






アンコールで登場すると、物販紹介でメンバーの個性あふれるやりとりを繰り広げたあと、このツアーの直前に作られたという新曲「ジェニーハイボックス」を披露。最後は、フルアルバム『ジェニーハイストーリー』に収録されている名ウェディングソング「まるで幸せ」をしっとりと聴かせ大団円となった。

ジェニーハイは新曲もレコーディング中ということで、今後のさらなる活動が期待される。

撮影◎鳥居洋介