【レポート】池袋のナイトライフを楽しむ<Tokyo Music Evening “Yube”>で合唱イベント<ウ道!(UTAO)>のお披露目コンサート開催

ポスト

2020年2月19日(水)、2019年11月に野外劇場としてリニューアルオープンした「池袋西口公園(GLOBAL RING)」にて定期開催となって二回目となる<Tokyo Music Evening “Yube”>が行われた。

<Tokyo Music Evening “Yube”>は、「誰もが主役になれる劇場都市」豊島区において、劇場での観劇鑑賞後の余韻とともに池袋でのナイトライフを満喫できる“アフター・ザ・シアター”を推進するため、そのきっかけとして本格的なクラシック音楽を堪能できるプログラムだ。

この日の演目は作曲家・ピアニストであるコーニッシュ企画・実演のもと、来場者のだれもが参加できる<ウ道!(UTAO)>で、「人生は一度きり。さあ、歌お!(A life only of the once. Let’s Sing!)」をキャッチコピーに毎月第三水曜日に開催される定期イベントだ。


“みんなで歌う”のは来月の第三水曜日3月18日となるが、この日はそのお披露目イベントとして開催された。オープニングはプロデューサーであるコーニッシュ。同イベントの主旨を説明し、まずはコーニッシュのピアノ演奏からスタート。TBS『ひるおび』の「Play Heath Wind」をはじめ、 TBSの情報番組『新・情報7days ニュースキャスター』のテーマ曲「CLIFF」、『鉄(くろがね)のラインバレル』オリジナルサウンドトラックより「linebarrel」など名刺がわりに自身の楽曲を披露、短いながらもコーニッシュの情熱的なパフォーマンスに会場からは温かい拍手が送られた。


ベートーベン生誕250周年を祝した「ワルトシュタイン(抜粋)」、そして自身のアルバム『音観 Episode1』から「Meditation」、担当したアニメから「薄明の翼」など、テンポよく自己紹介がてらに演奏を披露するコーニッシュ。作曲家、アーティスト、またプレイヤーとしての彼を垣間見られた瞬間だ。こちらで前半戦は終了。続いて後半戦。





共に<ウ道!(UTAO)>を進めるパートナーである指揮者の初谷敬史を紹介、コーニッシュが学生時代からの旧知の仲ということもあってか、お互いを“いじる”笑いを交えたトークが会場を沸かせた。一通り初谷の紹介が終わると、いよいよ来月から本格スタートする<ウ道!(UTAO)>の説明が始まる。コーニッシュ曰く、「いろんな方に歌ってほしいという思いから、今回は人づてにさまざまな職種の方に来ていただいた」とのことで、“一見”土木作業員、オタク、キャビンアテンダント、学生、主婦といった歌い手たち、12名がステージ上に登場した。来ていただいた方はもちろんコーニッシュの“仕込み”。「花」を美しい歌声で観客を魅了する。同構成で最後に披露したのは、コーニッシュ作詞作曲で<ウ道!(UTAO)>のテーマ曲である「友よ」。歌いやすい、耳馴染みがいいメロディで、来月からの<ウ道!(UTAO)>での一般参加からのパフォーマンスも楽しみだ。


来月から本格指導する<ウ道!(UTAO)>。参加費(500円)を払ってイベントに規定回数参加した人は、コーニッシュのコンサートに「ウ道!合唱団(仮)」として出演の権利を得られる予定だ。少しでも歌うことに興味がある人、いや興味がない人でも楽しめるイベントになること請け合い。これに限らず、まずは毎週水曜日、「池袋西口公園(GLOBAL RING)」をのぞいてみては?



<Tokyo Music Evening “Yube”>

2020年2月27日(水)※毎週水曜日開催/次回のみ木曜開催
池袋西口公園野外劇場 GLOBAL RING
(〒171-0021 東京都豊島区西池袋1丁目8-26 池袋西口公園内)
19:00〜19:30/20:30〜21:00(二回公演)
入場無料
問い合わせ:豊島区/https://iwgp-management.com/contact01/

◆<ウ道!> オフィシャルサイト
◆GLOBAL RING オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報