【インタビュー】現役女子高生7人組・やじるーと、「青春」でできた卒業アルバム

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■やじるーとで急に全部青春した感じ(笑)

──では今回の収録曲について聞いていきたいのですが、最初のオリジナル曲として、天月-あまつき-さんが「恋しちゃおっか?」という曲を書いてくださったんですよね。

まなまな:はい。曲調がすごく可愛いので、何度も聴きまくったし、何回も何回も口ずさみました。

ひな:サビが覚えやすいよね。一度聴いたら頭から離れないような、メロディーや歌詞が大好きです。



れいたぴ:みんなで歌えるようにとか、すごく考えて作ってくださってて。でもこの曲のミュージックビデオを公開した時、(私達に対する)アンチ(のコメント)がすごくて。8割以上が「下手」とか「やめちまえ」とかばっかりだったんですよ。それで「自分達、ヤバいんだ」って改めて自覚したんです。

ひな:「こんなんで歌出せるんだ」とかね(笑)。これは頑張らなきゃって思いました。

──その次は、SILENT SIRENさんの「メロクラ♡」。

れいたぴ:この曲、リア友とかもみんな口ずさんでくれてるんですよ。カラオケでもたくさん歌ってくれてて、きっとすごく入りやすくて覚えやすい曲なんだろうなって思いました。「メロメロ」とか「クラクラ」とか普段の会話じゃ使わないからこそ頭に残るし、キュンキュンしちゃう女子高生らしい曲をやじるーとが歌えたことも、すごく嬉しかったです。

ひな:私は、SILENT SIRENさんから曲をいただけたっていうことがまず嬉しくて。すごく可愛い曲ですよね。私の友達も普通に口ずさんだりしてるんですよ。電話してても「メロメロ〜」「クラクラ〜」って(笑)。

まなまな:わかる!みんな言ってくれてるよね。

──SILENT SIRENのメンバーはスタジオにも来てくれて、サビの振り付けも一緒に考えたんですよね。その振り付けで撮影されたミュージックビデオは、なんと一発録りでした。



まなまな:「メロクラ♡」といえば合宿!ダンスの先生からOKが出ないとミュージックビデオを撮れないっていう試練があって。

ひな:合宿は本当に頑張りました。朝から夜までね。

れいたぴ:あの時のことは全部、ちゃんと記憶に残ってる。この合宿もそうだけど、みんなが(経験)できないような青春をこの9ヶ月間で体験できた気がするんですよね。

ひな:うん。普段は普通の学校に行っていないから、いわゆる学生生活の中での青春みたいなことを経験できなかったんですよ。制服を着ることもあまりなかったのに、高校3年生になって、このやじるーとで急に全部青春した感じ(笑)。

まなまな:私も通信制高校に通っているから、団体行動っていうのを一切してこなかったんですね。でもグループだから団体行動をする機会も増えたし、みんなでワイワイする感じもあったりして、ああいうちょっとした瞬間が今となってはすごくいい思い出になっているんだなって実感してます。

──ケンカしたこともありました?

ひな:ケンカはなかったよね?

まなまな:うん。

れいたぴ:なかった、なかった。自分で一方的にキレることはあったけど(笑)。でもネタとして、1回くらいケンカしておけばよかったかな(笑)。

ひな:こういう時に話して笑えるようなね(笑)。

まなまな:一人一人の個性がすごいから、イラッとすることはみんなあったと思うんですよ(笑)。言わないけど、思っていることとか。でもやじるーととしてみんなで目指しているものがあったから、ここまで全員で頑張ってこれたんだと思います。

──そんなみなさんの頑張りや思い出も含め、やじるーととしての青春の日々を全部詰め込んだのが、コレサワさんの「サヨナラなんか言いたくない」でもあるかなと思いました。

ひな:次はコレサワさんからの提供曲ですって聞いた時は本当にびっくりした!

れいたぴ:爆アゲだったね。

まなまな:(れいたぴは楽曲提供を)して欲しいって言ってたもんね。

れいたぴ:そう。そろそろ次の曲かなってみんなで話をしていて、時期的に冬だしバラードかな、コレサワさんとかいいなって。コレサワさんの「たばこ」とか大好きだから。

ひな:「恋人失格」もいいよね。

れいたぴ:歌詞って、ちょっときれいな感じで言いがちじゃないですか。でもコレサワさんの歌詞はそういうのがなくて、日常をちゃんとそのまま文字にしている気がするんです。きれいごとじゃないっていうか。

まなまな:本当にいい曲をいただきました。でも自分が歌うと全然違うというか、当たり前だけどコレサワさんが歌っているようにはならないんですよね。大丈夫かなって思っていたら、レコーディングの時にコレサワさんが来てくださって。最初から最後まで、私達のことを見ていてくださったんですよ。「こんな風に歌うといいよ」って、アドバイスまでいただけたんです。いい曲を、よりいいものにしようっていう気持ちで歌うことができました。



──この曲は、卒業というのがテーマになっていますね。

ひな:そうなんですよ。私達は全員3月31日でやじるーとを卒業することが決まっているので、みんなそれぞれ、一番気持ちを込めて歌ったんじゃないかなって思います。

れいたぴ:この曲、みんなにも歌ってほしい。

──これからのシーズン、友達とカラオケで歌ってほしいですね。

まなまな:私、個人的に「ドキドキのような」っていう歌詞がすごく好きなんですよ。卒業ってちょっとしんみりするイメージもあると思うけど、そういう可愛いところも詰まっている曲だから、ぜひカラオケで歌って欲しいなって思います。

ひな:卒業だけじゃなくて恋愛の気持ちも入っている曲だから、好きな人とか思い浮かべて歌うといいかも。恋してる女の子は特に(笑)!

れいたぴ:現役女子高生ってみんな恋してるからね。片思いとか、芸能人に恋してたりとか。そういう人達にも響く歌だと思います。

まなまな:カラオケの締めとかで歌ったら、明日も頑張れそうな気持ちになると思う。

れいたぴ:いいこと言うね(笑)!

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