人間椅子、初の海外ワンマンツアー完遂「異国の地で大合唱が起こるなんて」

人間椅子の初の海外ワンマンツアーが、ドイツとイギリスで2月19日〜21日の3日間にわたり開催された。

◆ロンドン公演 動画、画像

ベルリンでの公演を皮切りに、ボーフム、ロンドンの3都市を回った同ツアー。初の海外ツアーとあって会場には様々な国から大勢のファンが駆けつけ、楽曲を一緒に口ずさんだり、ヘッドバンキングしたりモッシュしたりと、思い思いに“NINGEN ISU”のライブを楽しんだ。





メンバーがドイツ語や英語を交えてMCをし、会場を煽る場面も多数見られる中、落語をモチーフにした「品川心中」では、中間部に行われる和嶋の落語パフォーマンスでお手製の英語訳テロップ（和嶋手書きの模造紙）も披露され、現地のファンは大喜び。2019年、そのミュージックビデオと共に海外からも大きな注目を集めた「無情のスキャット」では、会場に詰めかけたファン全員で「シャバダバディア〜」の大合唱となった。




　　　◆　　　◆　　　◆

「夢のような3公演でした。気合いを入れて僕らも演りましたし、それ以上にお客さんの熱気がすごかったです。異国の地で客席から大合唱が起こるなんて、感無量です。大きな一歩を踏み出せたツアーだったように思います。」──和嶋慎治


　　　◆　　　◆　　　◆

なお、彼らのオフィシャルYouTubeチャンネルでは最終日のロンドン公演の模様が公開されている。こちらもぜひチェックしてほしい。



　　　◆　　　◆　　　◆

人間椅子はこの後、3月中旬に米テキサス州オースティンで開かれる＜SXSW＞に出演。3月末からは国内ワンマンツアー＜バンド生活三十年いまだ継続中～人間椅子お礼参りツアー＞が開催される。

撮影◎塩見徹