ドッケン、ジョージ・リンチと共演

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ドッケンが3月6日北米ツアーをスタートし、ショウ終わりで元メンバーのジョージ・リンチと共演した。

◆公演の様子

このツアーにはオープニング・アクトにリンチ・モブが参加しており、昨年12月、<ドッケン/リンチ・リユニオンツアー 2020>と告知されていた。

リンチは、ドッケンが8曲をプレイした後、ジョン・レヴィン(G)からの紹介によりステージに登場。レヴィンは「僕は多分、ドッケンの公演でこれまで一度も(オーディエンスに向け)言葉を発したことはなかった。でも、今夜それができ、とても光栄だ。なぜなら、僕が最も好きなエフィン・ギター・プレイヤーがここにいるからだ。彼を紹介できるなんてすごい栄誉だ。さあ、ジョージ・リンチを歓迎しよう」と話したという。

リンチはそれに「僕はギターをプレイしないよ。ただステージに上がっただけ」と冗談を飛ばしつつも、彼らと「Kiss Of Death」「When Heaven Comes Down」「Tooth And Nail」の3曲をパフォーマンスしたそうだ。翌日(7日)開かれた2日目の公演でも、同じ3曲で共演している。

フロントマンのドン・ドッケンは昨年秋、首と脊椎の手術を受け、まだ動くのに注意が必要なものの、ヴォーカルの面では問題ないそうだ。彼は、「インターネットで知ったと思うが、ちょっと問題があって、手術を受けたんだ。朝起きたら、歩けなかったんだよ。麻痺してた。医者には“歩けるようにはなるかもしれない”って言われたが、俺は“何言ってんだ、俺はツアーに戻るんだ”って言い返したんだ」と、オーディエンスに向け話したという。





ドッケンの北米ツアーは9月中旬まで14公演が開かれる(全てでリンチとの共演があるわけではない)。

Ako Suzuki
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